【フリーランスの確定申告】クラウド会計ソフトfreeeのレビュー

投稿日:


フリーランス 確定申告 freee 会計ソフト

会社員からフリーランスへ働き方を変える時に、仕事を獲得できるのかという心配の次に心配だったのが、お金の事務処理。

よく、会社員の時に業務委託で働きにきていたフリーランスの人が、「確定申告大変だったー(泣)」なんて言ってるのを聞いていたので、一体どれだけ大変なのか、

私は事務処理がかなり苦手なので、とても心配していました。

知り合いには税理士を紹介するよなどと声をかけられていて、税理士を雇わないといけないくらい大変な作業なのか!?とさらに心配になっていました。

が、クラウド会計ソフトfreeeを使ってみたら、1年分の帳簿づけと確定申告の提出書類が、全部で3時間くらいで完了して拍子抜け。

あんなに心配した分のエネルギーがもったいなかったです。

私は会計知識ゼロ。(簿記3級はとったことがあるのですが、全て綺麗に忘れました)

そんな素人でも、簡単に帳簿が作れて確定申告の書類も自動で生成してくれるクラウド会計ソフトfreeeを使った感想をご紹介したいと思います。

書類を提出する前には、区の無料相談会で税理士さんにチェックしてもらいましたので、そこで指摘された点も最後にご紹介いたします。

損しない税金知識の入手方法

クラウド会計ソフトのご紹介の前に少しだけ、税金のことを。

フリーランスになったら押さえておくべき税金知識は、こちらの本が一番わかりやすかったのでおすすめです。

フリーランスになったら、まずはとにかく開業届を出して青色申告をすること。(65万円の控除が受けられます!!

開業届は、税務署で書類作成して提出できますが、事前に【無料ソフト】開業freee
で作成してプリントアウトしておくと、税務署ではただ提出するだけで楽です。

そして、経費にしていいものダメなものの判断を、こちらの本と著者 大河内さんのYouTubeチャンネルでチェックしました。

>大河内薫さんのYouTube税金チャンネルはこちら

本も動画もすごくわかりやすくて、スッと頭に入ります。

他の本だと、なんだか難しく書かれていて2ページ目くらいで眠たくなっちゃうので、こんな税理士さんがいてありがたい限り!

クラウド会計ソフトfreeeの使い方

freeeはクラウドソフトなので、インターネットに接続して、自分の会計情報を全てインターネット上に保存しておくことになります。

>>クラウド会計freeeの詳細はこちら

会員登録を済ませると、自分が使用している銀行口座、クレジットカードを登録します。

すると、これまでの入出金情報が全てfreeeに取り込まれ、自動仕訳してくれています。

仕訳作業

仕訳とは、例えば、「タクシー代」は「旅費交通費」、「ネット代」は「通信費」と振り分ける作業。

勘定科目というのですが、何がどの勘定科目になるのかというのは、freeeがあらかじめ予測してくれているので、その予測があってるかどうかを目視確認し、OKであればクリックするだけになります。

私は特に特別なものはなかったのですが、一つだけ、「開業費」は自分で設定しました。開業前に購入した備品(パソコンなど)はこれに当てはまるので、忘れずに!

あとは勘定科目はそのまま、経費にするものだけポチポチクリックして仕訳完了。

「何をどこまで経費にしていいのか」が、ここで最大の課題になるのですが、これを上記の大河内薫さんの書籍とYouTubeでチェックしておけば、損せず、そして違反することもないかと思います。

仕訳作業をして思ったこと

現金購入はなるべくしない

経費になるものをクレジットカードで購入していると、こうしてクラウド会計ソフトに自動反映されるので、とっても楽だなあと感じました。私は1年前くらいからキャッシュレス生活をしていたので、とても良かったです。

また、ほとんどネットショップで買うため、領収書は電子媒体。紙で保管しなくて済むのも楽です。

現金購入してしまうと、紙の領収書と共に、自分で忘れないうちに会計ソフトに入力するか、どこかにメモしておかなければならず、とても面倒だろうし、私の場合は忘れ去って勿体無いことをしてしまいそうです。

口座は一つで良かったかも

業務委託費など、報酬が振り込まれる口座と、私用で使う口座は別にした方がいいという情報をネットなどで見ていたので、一応分けていたのですが、私は沢山の取引をしている訳ではないので、一つの口座で十分だったなと、この作業をしながら思いました。

毎月毎月、報酬が振り込まれたら、私用口座に振込する作業の方が手間でした^^;

沢山の取引をされる場合はもちろん別口座がいいのかとは思いますが、私のように、ほとんどの収入源が1ヶ所〜数カ所の場合は、口座は無理に分けなくても確定申告は楽に終わります。

仕訳後に設定したもの

家賃・水道光熱費は100%経費ではないので、30〜50%あたりに設定しました。

確定申告書類の作成方法

1月から12月までの1年分の仕訳が完了したら、確定申告をするボタンをクリック。

すると、下記の順番で入力していくよう促され、画面に従って入力していくと書類が完成します。

  1. 住所・電話番号など個人情報、青色か白色申告かの入力
  2. 仕訳した結果作成された決算書の確認、医療費・生命保険などの控除される物を質問形式で入力
  3. 還付金の振込口座の入力
  4. 確定申告書類が自動生成され完了!(青色申告決算書・確定申告書類Bの2種類)

完成した書類をプリントアウトして、マイナンバーカードのコピーと控除に必要な証明書を貼り付け、あとは税務署に提出して完了です。
ここまで約3時間くらいかかりました。

税理士さんにチェックしてもらって直した箇所

初めての確定申告。会計ソフトを使用したものの、これで本当に合ってるのかどうか自信なかったので、区で開催している無料相談会で税理士さんにチェックしてもらいました。

PC持ち込んで行ったので、freeeの画面見ながらチェックしてくれました!

1ヶ所だけ間違っている箇所があり、「このままだと青色申告の65万円控除が受けられないわよ」と指摘が。

家賃の仕訳で、口座残高不足で引き落としされなかった月があり、現金振込をしてしまったため、そこは自分で入力していたんです。その仕訳方法が間違っていました。

修正方法を教えてくれたのですが、全く何を言われてるのかわかりません(笑)

紙に書いて、この通りに修正すれば大丈夫とさらに丁寧に説明してくれたのですが、それでもさっぱりわかりませんでした。まるで外国語を聞いてるかのように・・・

税理士さんも、最近はみんな会計ソフト使うから、会計知識が全くない人が増えたのよねえ と苦笑いしながら、最後には一緒にfreeeで修正作業を手伝ってくださいました。

このことから、とにかく絶対に残高不足で引き落としされないことは全力で避けよう、現金払いは面倒だから絶対にしない!と心に誓いました。

税理士さんにチェックしてもらって100点満点になった書類を、その申告会で提出できたので、まだ確定申告シーズン前ですが、提出完了です。ちなみに、大切に保管していた生命保険の控除書とマイナンバーカードのコピーは、間違ってないですよね、と係の人が目視確認して提出不要となりました。

まとめ

収入のメインが1ヶ所からの業務委託の場合、確定申告はクラウド会計freeeを使えばあっという間! 税理士さんに呆れられてしまうほど会計知識のない私でも、楽に書類作成できました。

税理士さんにこの作業をお願いすると数万円はかかるそうなので、このソフトはとてもありがたい存在だと思います。

費用は月額980円〜。

確定申告書類の作成だけであれば、980円で作成できます。

そして、最初の1ヶ月は無料で試せるので、どれだけ簡単か試してみるのがおすすめ。

>>【無料お試し】クラウド会計・確定申告freee


ずーっと重荷に感じてた確定申告。意外に簡単で拍子抜けしてしまったので、この作業に躊躇してフリーランスになるかどうか悩んだ時期がだいぶもったいなかったです。