長期海外旅行へ行く時の手続き系やることリスト

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長期 海外旅行 手続き

今回、長期海外旅行へ行くにあたり、色んな面倒な手続きがありましたので、リスト化しました。

面倒だったのは家を解約したことが大きく、このリストが必要になるような方はほぼいないと思いますが、この先自分自身が何度かまた繰り返す作業かもしれないので、忘れないように書き残しておくことにしました。

家は解約しないにしても、1ヶ月以上の海外旅行へ行く場合は、参考にしていただける項目もありますので、長期海外旅行を検討されている方は、ぜひご覧ください。

海外転出届

海外転出届を出すメリット

海外転出届を出すメリットは、「国民年金」と「国民健康保険」支払い義務が無くなることです。

居住地が海外になりますという届出なのですが、これは1ヶ月からの海外旅行でも提出できます。そして、海外の決まった住所を申請する必要はなく、行く国と都市の名前を書いておけばOKでした。

私は賃貸の部屋を解約して住所が無くなるので提出したのですが、賃貸の部屋を残したままでも1ヶ月以上海外へ行く場合は提出できるそうです。

もちろん、国民年金は加入し続け払い続けることは可能。支払い義務がないということは、その分、将来もらえる金額は減ります。

健康保険も加入し続けることは可能らしいですが、私はクレジットカードに無料付帯している海外旅行保険を使うのでそのまま脱退。(1枚のカードで最大3ヶ月、利用付帯カードを使ってさらに3ヶ月)

関連記事:【無料】海外トレッキングの保険が0円になるクレジットカード3枚

「住民税」は、1月1日に日本居住の場合は、引続き支払いが必要になります。

そのため、住民税の支払いは口座振替に変更しておきました。

1月1日に日本に居住していなく1年間帰国しない場合は、住民税も支払い義務が無くなるので、1年以上の海外旅行を検討されてる場合は、年明け前に出国するスケジュールがお得だと思います。

海外転出届の出し方

役所へ行き、指定された紙に必要事項を記入し提出して完了!わずか数分でした。

この時同時に、健康保険の清算と、住民税の口座振替の手続きもしてもらいました。

帰国時の手続き方法

帰国時の転入届の手続き

帰国して転入届を出す時は、パスポートの入国スタンプが必要なので、自動ゲートを通らないように注意。

自治体によって必要書類は違うようですが、私が住んでいたところでは、戸籍謄本と戸籍の附票が必要と言われました。この戸籍謄本は自分が出国した後のものでなければならず、戸籍がある住所が遠方の場合は、出国前に取り寄せておきたいところですが、それはできません・・・。

帰国してから郵送で取り寄せる場合、私の戸籍がある街のルールでは、自分に住所がなければ郵送で取り寄せられず、しかし、この戸籍謄本がなければ賃貸の部屋を借りることはできず(笑)

自分が戸籍のある街まで行って発行してもらうか、直系の家族に取り寄せてもらう という選択肢になりました。

ということで、私が海外にいる間に、離れて暮らす家族に郵送で戸籍謄本を取り寄せておいてもらい、帰国したらすぐに仮住まいのホテル等に戸籍謄本を送ってもらうことにしました。

固定の住所を放棄するのも持つのも、大変なことだなあとしみじみ感じました。

カードの有効期限の確認と住所変更

クレジットカード等の有効期限は失効になる数週間前くらいに自動的に新しいカードが送られてくるので、ほとんど気にしたことがなく、今回これをうっかり見落としてしまうところでした。

現金はあまり持っていかずに、クレジット決済か海外キャッシングで現地の現金を手にしようと思っていたので、有効期限が切れていたら海外で一文無しになってしまいます。

住所が無くなる前に、新しいクレジットカードは何としても送ってもらわなければなりません!

あと、楽天プレミアムカードに無料付帯する、世界中の空港ラウンジが無料で使えるプライオリティパスは、有効期限が切れても自分から再申請しないと送ってもらえないので要注意です!!

これは無くても生きていけますが、いざ空港で使おうとして期限切れだったら悲しすぎます。

関連記事:【無料で空港ラウンジを利用する方法】プライオリティパスを手に入れよう

住所変更は実家の住所に。ほぼネットバンクなので郵送で何か届くことはありませんが、念のため。

ちなみに、三井住友銀行の証券口座がある場合は、ネットバンクでは変更できず、窓口へ行かなければならないので要注意です。私は1時間くらいかかりました。

ビザのチェック

行きたい国に入国する場合、ビザが必要かどうかの確認を。

日本のパスポートは、ほとんどの国へビザなしで入国できますが、ビザなしの場合は、何日間まで滞在できるのかということと、出国する時の航空券は事前に買っておかなければいけないのかの確認を。

ビザなしでの入国の場合、出国時の航空券も予約済じゃないと飛行機に乗れない場合があるようです。

今回、ベトナム行きの飛行機に乗る時は、出国時の航空券予約メールもチェックされ、15日ルールがあることも念押しされました。

ネパールはビザなし入国でもアライバルビザを取得できますが、出国時の航空券がない場合は入国できないというブログ記事をいくつか見かけたので、私はあらかじめ日本でビザを取得しておきました。

スマホを最低プランに変更

オンラインで簡単に手続きができる範囲で、最低限の月額プランに変更しておくとお得。

本当は解約したかったのですが、電話番号が変わってしまうと何かと面倒すぎるので、ここは契約を残しておくことに。電話なんてほぼ使わないですが、色んな契約系の変更がさらに必要になるので、もう面倒でした。

あとは、FreeWiFiが充実してない日本では、帰国時にすぐにネットに接続できないのも不便だなと思い。

賃貸の部屋の解約

そして最後に。

賃貸の家を解約したら、普通の引越しと一緒ですが、下記の解約も忘れずに。

  • 電気・ガス・水道の解約
  • インターネットの解約
  • 郵便物転送届

不用品処分は業者に依頼すると一気に片付けてもらえます。私は一つ一つ手放し作業をしたので、かなり時間かけて片付けました。

関連記事:【ミニマリスト】自由になりたくて家を手放し荷物を減らした方法

まとめ

以上、長期海外旅行へ行く場合に必要な手続き系をご紹介しました。

ちょっと面倒ですが、やっておいて損のない手続きと、やっておかないと大変な手続きがありましたので、参考になりましたら幸いです。