ダナンに来たら絶対に使ってみたいと思っていたタクシー配車アプリのGrab。このGrabアプリを使うためだけにベトナムSIMを購入したと言っても過言ではないほど。
さっそく、タクシー、バイクタクシー、デリバリーフードを頼んでみたのですが、これはすごい!
このアプリを体験できただけでもダナンに来た意味があったと思ってしまったほど。こんなに安心してタクシーに乗れるなんて素晴らしいですし、デリバリーフードもカップ麺並みの速さで届けてくれて、安くて美味しい♪
ということで、本記事では、ベトナム・ダナンでのGrabアプリを使用した感想と使い方をご紹介したいと思います。
Grabアプリとは
Grabアプリとは、東南アジア版Uber。
スマホに入れたアプリで、タクシーを呼んだり料理を注文でき、決済は登録したクレジットカードでできるというものになります。
言葉の心配が不要で(アプリ上で英語は使う)、料金をぼったくられる心配がないというのがメリット。
アプリがなければ値段交渉が面倒ですし、私みたいな大人しい人はだいたいぼったくられますし、言葉が通じない苦労もあるので、これは神アプリ!(こういう苦労を楽しみたかった場合はちょっと残念かもしれませんが)
タクシー・バイク・フードを頼んでみたレビュー
動画で簡単な説明とレビューをしていますので、よかったら見てみてください。
以下、テキストで詳細をご紹介します!
タクシー
空港からホテルへ行く時や、ホテルからホテルへ移動する時など、大荷物を背負ってる時はGrabタクシーを利用しました。
アプリで予約してから数分で迎えに来てくれます。
車にGrabのマークがついていることはなく、運転手はGrabの制服を着ているわけでもなく、普通の自家用車に普通の現地の人が現れました。
親戚のおじさんが迎えに来てくれた!という感じ。
2度乗りましたが、どちらの車も大きくて立派な車でした。中も綺麗で乗り心地もとても良かったです。
軽く挨拶して、そのまま車に乗り込むとすぐに出発。行き先はもうアプリに入力しているので、ここで告げる必要はありません。
車が進むと、アプリ上では車の進路が常にGPSで表示されるので、変な所に連れていかれてるのではという心配もありません!
目的地に到着したら、車を降りるだけ。
支払いはアプリでクレジット決済されているので、ここで現金支払いも不要。だいたい、この降車時に最初に約束した時よりも高値を請求されたり、お釣りがないと言われてしまったりすることがけっこうあるので、アプリで決済されているのも嬉しい。
7Kmほどで約350円でした。
バイクタクシー
バイクに乗せてもらうというのはほとんど経験がないので怖かったのですが、バイクタクシーなんて日本では経験できないこと、せっかくだから体験してみよう!と利用してみました。
車同様に、予約してから数分で迎えに来てくれます。
バイクの場合は、緑色のGrabウェアを着ているのでわかりやすいです。ヘルメットもGrab仕様の人がいます。
はじめて乗った時は、慣れてないのでゆっくりお願い!と言ってみましたが、言葉が通じなかったので翻訳アプリで伝えました。
ベトナムに来てから、会話はほとんど翻訳アプリです。これもなんだか不思議な体験。
恐る恐る乗りましたが、すぐに慣れて、車とは違い風を切って進むのが爽快!2度目に乗った時は、GoPro出して撮影する余裕までありました。
目的地に着いたら、車同様に支払いはアプリ上で決済されているので、降りるだけです。
料金は車の半分以下なので、荷物がなくて近場の場合はバイクタクシーが便利だなと思いました。日本でもこのサービスあったらいいのに。
3kmほどで約90円。
デリバリーフード
Grabってタクシーだけかと思っていたら、料理のデリバリーもありました。
よく、店番の女の子たちがデリバリーしただろうお弁当を食べてる姿を見て、美味しそうだなあと眺めていたので、さっそく注文!
アプリの画面を眺めていると、値段はだいぶ安い。あまりにも安いので、料理代は別で送料だけが表示されてるのかと思ったくらい。
はじめてのGrabFoodは牛肉と野菜の丼とスープがついて700,000ドン+配送料150000ドン(合計約400円)。
注文してから、しばらく待ってというようなメッセージが届いたので、早くても30分後くらいかなあとのんびりしていたら、時間は計ってませんが、カップ麺並みの速さで届けてもらえました。
あまりにも速すぎて驚きです。
届けてくれたのは、Grabのユニフォームを着たバイクタクシーの子。ホテルの入口まで届けてくれました。
お肉たっぷりのこちらの丼、安いので牛肉はきっと固いんだろうな〜なんて思っていたのですが、柔らかくて食べやすく、味付けも東南アジアのあの独特な匂いはなくて美味しくいただけました。
一緒に、海藻がたっぷり入ったスープがついていたのですが、袋に入っていて器がありません。仕方なく、ご飯を食べ終わったあとのケースに入れて最後に飲みました。美味しかったけど、ご飯と一緒に飲みたかった・・・
色んなメニューがあり、リーズナブルですぐに届けてくれるので、これはとてもいいな!と思いました。
※後日、違うお店のメニューを頼んでみたのですが、残念ながら美味しくはありませんでした。やっぱり、アプリで頼めば絶対美味しい訳ではなく、現実世界と同じでお店によりけりですね。
アプリの使い方
インストールしたあと、まずはクレジットカードを登録するのですが、日本では登録できず、ベトナムに到着してベトナムSIMで接続したらクレジットカードを登録できました。
クレカを登録したら、さっそく予約します。
タクシー・バイクタクシーの乗り方
大まかな手順はこちら
Grabタクシーの乗り方
- 現在地と目的地を入力
- 車種と価格リストから乗りたい車を選択して予約完了
- 車が来たら乗車し、目的地では支払いせず降車(アプリ上で決済される)
以下、画面とともに詳細です。
ホーム画面で、車かバイクを選択
現在地はGPSで自動で入力されているので、目的地「I’m goint to」のところをタップして目的地を入力。(目的地は地図上をタップできるのかなと思ったのですが、文字で入力しなければならないようです。※2020.02)
現在地から目的地までのルート図と車種と値段が表示されるので、乗りたい車をタップし、画面下の緑ボタン「Book GrabCar」をタップで予約完了
予約した車が現在いる位置と、自分がいる位置が表示されます。画面下には運転手の名前と顔写真も。だいたい、数分で来てくれます。
運転手が到着したのに私を見つけられない時はチャットメッセージや電話がかかってきました。合流できたら、私の名前を確認されたこともありましたが、だいたいはノーチェックでした。
乗ってしまったら、あとは無言で(笑)目的地へ
ドライブ中、Grabアプリの画面は常に車の現在地を表示してくれているのでとても安心。
到着したら、支払いはせずに車から降ります。
アプリを開くと、ドライバーを評価する欄と、チップが3段階で選べるようになっている画面が表示されています。チップはなしでも大丈夫です。
チップまで渡せる仕組みが入っていて驚きました!気持ちよく黙って降車させてもらえるのは、このシステムがあるからでしょうか。
あの、チップを渡すまで無言でずっと去っていってもらえないプレッシャーがなくて、いつもはチップ払うの嫌だなあと思っていたのですが、Grabタクシーは気持ちよくチップ払ってました。
あと、3段階のチップ料金を選択できるのも嬉しい!いつも、チップの相場がよくわからなくて困ってたので。
まとめ
ベトナム旅行の際には、ぜひSIMカードを購入してGrabタクシーを利用してみてください^^
ぼったくられない安心感と、日本にはまだ普及してないテクノロジーに驚きつつ、若干焦りも感じ、いい刺激になりました。