世界でいちばん美しい村【映画レビュー】

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世界でいちばん美しい村

とても目を引くタイトル。

世界でいちばん美しい村 なんて、ぜひ行ってみたいですよね。

これは、ネパールのゴルカ群ラプラック村を舞台とする、2015年4月に起きたネパール大地震後を記録したドキュメンタリー映画のタイトルです。

この映画の存在を知ったのはけっこう前。その時は、劇場上映がすでに終了していて、DVDもまだ販売されていなかったので、かなり気になりつつも、そのまま忘れていました。

が、つい先日、SNS経由でこちらの映画がDVD化されアマゾンで販売されていることを知り、そして、在庫がラスト1だったので、即ポチりました。

もう、早く見たくてDVDが届くまで毎日ソワソワ。

映画はダウンロードして見る生活に慣れきっていたので、ポチった瞬間に見れないのは結構な我慢を強いられましたw

ネパールの大地震

2015年4月に起きたネパールの大地震。マグニチュードは7.8。

ネパールは日本のように地震大国ではなかったため、建物は地震に強い建て方をされていません。

なので、被害は膨大。

 

お恥ずかしながら私はこの時、ネパールに興味を持っていなかったので、

このニュースは見ていたと記憶しているのですが、どこか異国の、私には無関係な出来事と脳みそが処理していました・・・

テレビは見ないので、たぶん、yahooニュースでの活字を見ただけだと思います。

 

2016年の年末に、はじめてネパールへトレッキングへ行った時は、この大地震のことはすっかり忘れていて、

現地へ到着してから出会った日本人と会話しているときに、そういえば地震があったんだと思い出したレベルです。

 

2016年年末年始、私が訪れたポカラとアンナプルナエリアは、大地震があっとは全く想像できないほど、しっかり整備されていました。

ロッジはどこも新しくて綺麗でした。

 

後から知りましたが、世界中から集まった寄付金はなかなかネパール社会に出回らなかったらしく、

観光産業がメインのネパールは、トレッキングルートの整備にはいち早く寄付金が回ったらしい。

だから、トレッキングルートにあるロッジは新しくて綺麗ということなのかと。(地震前の状況を知らないので、勝手な推測です)

映画の舞台

映画の舞台となるラプラック村は、グーグルマップの検索では出てこなく、ゴルカ群で検索した結果を貼っておきます。

首都カトマンズから北西77キロ地点にあり、標高は2,200m、人口は約4,000人。

 

もちろん私は、この村に行ったことがありませんが、

映像を見ながら、ネパールのトレッキングで見た風景、出会った現地の人たちの姿が重なりました。

 

料理のために火を使う場合、日本であればガスコンロを一捻りですが、ネパールの山奥では薪を集めて火をおこす作業が必要になります。

沢登りでのキャンプで、薪を集めて火起こしする遊びに熱中していた自分としては、これが遊びではなく現実で、毎日の作業なんだということに、ただただ驚いていました。

 

標高2,200mにあるので、もちろん、そこは山岳地帯。

動物の放牧地への移動や、学校への移動は、山道を歩いて行くことになるのですが、

私だったら、ローププリーズ!!とか、なんで鎖が設置されてないのよ!!とか、文句噴出しそうな超絶細いトラバースも、

小さな女の子でもサンダルでニコニコしながら歩いている姿に、衝撃を受けました。

美しいとは何か?

「美しい」ということは、人間なら誰もが好きだと思います。

その「美しい」の基準は、人それぞれ。

 

もちろん、私も「美しい」ことが大好き。

登山をするのは、ただただ、「美しい風景」に出会い、全身で「美しい風景」を感じたいから。

美しい風景に身をおくって、最高に気持ちいい。

 

ここ数年、ネパールのトレッキングに夢中で、毎日ネパールに思いを馳せているのですが、なんでこんなにネパールのことが気になるんだろう と、自分でも不思議。

 

このドキュメンタリー映画を見ながら思ったのですが、日本では見ることができないスケールが大きなヒマラヤの景色の他に、現地ネパール人の素朴であたたかい笑顔に惹きつけられているんじゃないか と気づきました。

 

先日のメラピーク登山で一緒に歩いてもらったネパール人のトレッキングガイドは、毎日、家族のことを話してくれました。

彼のいちばん大切なものは家族。

そして、住んでいる村のこともよく話してくれ、村をとても愛していることが伝わってきました。

 

物質的には日本の方がはるかに恵まれていて、楽ですが、心の豊かさは、ネパール人にはかなわないだろうなと思いました。

 

私には忘れかけている大切なものに気づかせてくれた、人間本来の喜びとか、大切なものとか、生きる喜びって何だよ と気づかせてくれたのが、ネパールで、

だからきっと、また行きたいと思い、毎日毎日ネパールのことが気になってしょうがないのかな と思っています。

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