【ネパールの食事は1日4食!?】ホームステイを通して体験した食生活

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ネパール 食事 スパイス

ネパールの食事は1日2食と言われていますが、実際に1週間ホームステイをしてみて、私は1日4食だと感じました!

その間にもおやつやフルーツなど食べるので、なんか一日中食べてる感覚。

そして、すべてお母さんが毎回キッチンで手作りするので、お母さんは1日中家事で大忙し!大変です。

本記事では、そんなネパールの食生活を私が体験した範囲でご紹介致します。

ちなみに、外国人観光客が大勢訪れるトレッキングエリアのエベレスト街道は、観光客用にアレンジされているので、そちらも併せてご紹介致します。

ぜひご覧ください。

ネパールの食習慣

「ネパールの食事は基本的に1日2食、ダルバートです」

と聞いていたので、ネパール人のご家庭にホームステイするときは、1日2食で私の胃袋は耐えられるのだろうかと密かに心配していました。

が、実際にホームステイしてみると、私には1日4食に感じました!

1日の食事はこのようなスケジュールです。

  • 7:00 お茶とパン・卵
  • 10:30 朝食ダルバート
  • 13:00 フルーツタイム
  • 15:30 パスタなどの軽食
  • 20:00 夕食ダルバート

ネパールではどうも、ダルバート以外は食事にカウントされないようです。私からみると、朝のパン・卵や、3時の軽食は十分食事の範囲・・・

この4食とフルーツタイムの他にも、リビングでくつろいでいたら、お菓子やお酒のおつまみなど出してくれて、常に何かしら食べてる生活を送りました。

実際の食事内容

実際に提供してもらえたネパール一般家庭の食事を写真でご紹介します。

朝6-7時の軽食

ネパール 朝食

朝起きたら、お茶とパン、卵料理。

パンにはバターとハチミツたっぷり♪

これが食事にカウントされないとは驚きです!

ネパール人はあまりコーヒーを飲まないみたいで、朝は紅茶でした。私はどうしてもコーヒーが飲みたかったので、自分でドリップしていれてました。

ネパールにはネパール産の美味しいオーガニックコーヒー豆が販売されています。ヒマラヤ産のコーヒーです!値段は決して安くなく、私はけっこう高いなと感じました。この価格だと、現地の人は気軽に飲めないだろうと、現地の人がコーヒー飲まない理由がなんとなくわかりました。

ネパール ドリップコーヒー

ネパールでは、この茶こしをコーヒーいれるときにも使うようです。ペーパーフィルターが不要なのでゴミが減って環境に優しい!これは買おう!と一瞬思いましたが、手入れが面倒なので辞めました^^;

私は日本から持参したアウトドア用のこのコーヒードリッパーと、キッチンペーパーみたいな紙を使ってコーヒーいれました。

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重量47g、コンパクトにしまえるので、コーヒー好き&旅好きな方にはとてもオススメなアイテムです!

私は毎日使い、持ってきてよかったなあと思いました。

朝10時半・夜8時 朝食・夕食のダルバート

ネパール 食事 ダルバート

朝10時半頃と夜8時頃は、ダルバートです!

毎日毎食ダルバートでよく飽きないなあと思っていましたが、ダルバートとはネパール版定食といった感じで、

ご飯とダル(豆)スープを基本として、そのほかのおかずは毎回違うものが用意されました。

私は毎回カレー味なのかと思い込んでいたのですが、カレー味ではない、日本人が好きそうな味付けのものも出されて、飽きてしまうなんてことはありませんでした!

野菜、お肉、豆、と、栄養バランスもとてもいい健康食ではないでしょうか!

ただし、現地の人はこの写真に写ってるお米の量の3倍くらいのお米を食べています。そのためか、中高年は大抵お腹がびっくりするほど出ています・・・。

私はいつもご飯の量を減らしてもらい、毎回聞かれるおかわりも頑なに拒否していたのですが、「あなたの食べてる量は赤ちゃんが食べる量だ。少なすぎる。」と、心配されてしまいました・・・。

午後1時 フルーツタイム

ネパール 食事 フルーツ

南国ならではの習慣でしょうか!毎日たっぷりのフルーツが食べられるのはとっても嬉しかったです。

スイカ1玉は300円ほど。日本だったら、300円だとほんの少ししか食べられませんね。

また、日本では滅多に食べられないパパイヤが、みずみずしくて美味しかったです。オレンジも、バナナも、写真撮りませんでしたが安くて美味しかったです。

ネパール 食料 価格

ネパールの農産物はとても安く、写真のミニトマトは全部で20円ほど!オレンジは200円くらいだったかな。中央の胡瓜みたいな野菜は30円くらいでした。とてもみずみずしくて、この胡瓜みたいな野菜が私はとてもお気に入り。

そんな発言をしたら、ホームステイ先のお母さんは毎食たっぷり盛り付けてくれました!

午後3時半 軽食

ネパール 食事 軽食

午後3時半頃は、パスタやポテトパンケーキ、ポップコーンなどの軽食タイム。

パスタや麺類の時は、野菜と豆がたっぷり入ってました♪

これも私からみると1食に見えますが、ネパールでは食事にカウントされていません!おやつ扱いです。

パンケーキは、じゃがいもと玉ねぎと小麦粉、バターで作ってくれ、素朴で健康的なおやつ。

ポップコーンは1人1ボール!! こんなに食べれないよーと言うと、ただ膨らんでるだけで量は多くないから全部食べなさいと言われてしまいました^^; 一緒に出されたものすごく甘いミルクティーに浸して食べるものらしいです。(このご家庭だけの習慣かもしれません)

お茶は、黙ってると砂糖をたっぷり入れられてしまいます。必ず、砂糖なしで!と毎回言わないと、あまーいお茶を頑張って飲まなければなりません。

この軽食も、必ずお母さんが手作りしてくれます。ポップコーンも手作りです!

ネパール 食事ポテトパンケーキ手作り風景

ネパール 食事ポップコーン手作り風景

お母さんはずっと家事してなければならない状態で大変だなあと思いました。(楽しそうだったので、大変ではないのかもしれませんが)

おやつやおつまみ

ネパール 食事 おつまみ おやつ

リビングで寛いでたり、仕事してたら、お茶・お菓子、お酒のおつまみとか、色々出してくれました。

おつまみでいいなあと思ったのが、写真右上の大豆を炒ったもの。シンプルですが、お酒との相性がよく、そしてヘルシー♪

ネパールのお酒

ネパール お酒 チャン

ネパールの家庭で手作りされているお酒「チャン」。今回、エベレスト街道で初めて飲ませてもらいました。

アルコール度数を低くしたフルーティーな白ワインみたいな味!とっても美味しい!

以前、ロキシーという透明なネパールのお酒を飲んだ時には、とても苦手な味で苦戦した思い出があったので、このチャンを振舞ってもらえた時には飲めなかったらどうしよう・・・と不安になりましたが、そんな不安はまったく不要でした。

毎晩飲みたくなる素敵なお酒です!

ネットで調べると、もっと白く濁った色をしているものがたくさん出てくるので、家庭によって様々なんですね。

トレッキングエリアの食事事情

ネパール 食事 エベレスト街道

ネパールの一般家庭では、大抵毎日ダルバートになりますが、観光エリアのエベレスト街道ではスパゲティやピザ、サンドイッチなどが食べられます!炒飯みたいなフライドライス、焼そばみたいなフライドヌードル、うどんみたいなトゥクパが、日本食に近くて嬉しかったです。

ダルバートもありますが、おかずが気持ち程度しかなく、ご飯とダル(豆)スープがほとんどであまり美味しくなかったので、私はほとんど山ではダルバートは食べませんでした。

ピザは具沢山、スパゲティはどこで食べてもアルデンテ、サンドイッチはパンをきちんとトーストしてくれて、大抵どこで食べても美味しかったです。たまに不味いところもありましたが。

ただし、エベレスト街道も、ルクラ空港よりも上はどこも美味しかったのですが、ルクラ空港より下に行くと突然一気にクオリティは下がりました・・・

ちなみに、ルクラより上はWifi・電源がバッチリですが、ルクラから下はWifiなし、SIMも繋がらない、停電頻繁と、電気事情の格差も激しかったです。ルクラより上では一度も使わなかったヘッドライトは、ルクラから下へ行ったら毎晩使用しました。

まとめ

ネパールへ行ったらカレー味ばかりと思い込んでいましたが、国民食のダルバートはカレー味以外の味付けもあり、日本人も食べやすい味付けだと思います。私は毎日食べても飽きないと思いました!

そして、毎日のフルーツも楽しみ♪

ただし、お米の量が多かったり、お茶は砂糖がたっぷり入っていたりと、ぼーっとしてるとカロリーオーバーになってしまうので、ネパール食を現地で楽しむ時にはご注意ください。