【海外登山】ネパール アイランドピーク登頂 山行記録2

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2019年10月に登頂したネパール アイランドピーク(6,189m)の山行日記2です。日記1はこちら

登頂のために必要な費用やスケジュール・利用した現地旅行代理店情報など、概要は下記にまとめています。

>>【海外登山】ネパール アイランドピーク Island Peak 登頂!

Day6 パクディンーナムチェ(3440m)

くもり時々晴れ

パクディンからナムチェまでの道のりは標高差約800m。昨日はほぼずっと下りで楽でしたが、今日は若干憂鬱な日です。

歩いて数時間すると、チェックポイントがありました。

エベレスト街道 チェックポイント

ルクラーナムチェ間では、このように野菜とフルーツの販売が沢山ありました。

エベレスト街道 野菜

こちらのロッジではフィルターコーヒーが300Rsで販売されていたので、コーヒー大好きな私はさっそく注文。若干の香りはありましたが、100Rsのインスタントで十分だったかなという感想です・・・

室内はとても綺麗で見晴らしも良かったので、場所代と思うことに。

エベレスト街道 ロッジ

さらに歩き続け、モンジョの出口あたりに、サガルマータ国立公園入場料を支払うカウンターとチェックポイントがあります。約3300Rs。空いていたので、すぐに支払いできました。

エベレスト街道 チェックポイント

そして、ナムチェへの標高約600mの登りに入る手前、ジョルサレの出口あたりにもチェックポイントが・・・

ここからナムチェまでの登りで高山病になったという過去が私にはあるので、休憩多めにゆっくり登ります。

今回はとても暖かい季節ですが、体は冷やさないようにということも気をつけてました。過保護なくらい、ちょっとでも寒いと思ったらすぐに服装&帽子で調整。

途中、無料トイレと水やスナックが販売されている休憩ポイントを通り、ほぼ登りきった場所にもチェックポイントがあります。

エベレスト街道 チェックポイント

チェックポイント多すぎ・・・ スタンプラリーみたい。

本日ナムチェに到着するまでに、チェックポイントは4箇所もありました!

ナムチェに到着時、頭痛などの高山病の兆しはなかったので、安心してまずはお気に入りのロッジ「Lhasa Guest House」へ直行。

このロッジは小さなロッジで個人客しか泊まれないため、団体客がいなく静かに過ごせます。そして、オーナーのラクパ・シェルパさんがとってもホスピタリティに溢れていて、居心地抜群! ご飯も美味しいです。

Lhasa Guest House

ここのロッジももちろん1泊200Rsではなく500Rsに値上がりしていましたが、宿泊希望者には値下げ交渉してくる人が一定数いるらしいです。宿泊費の全額か数%をどこかに納めているらしく、値下げすると赤字になるので、値下げ交渉には一切応じていないそうですが、500Rsの宿泊費を値下げ交渉する人がいるということに驚きました。

Lhasa Guest House

Lhasa Guest House

この日の夜ご飯はマカロニベジとガーリックスープ。野菜がゴロゴロたっぷり入っていて嬉しいし美味しかった♪

エベレスト街道 食事

Day7 ナムチェ(3440m)

くもり時々晴れ

この日は高度順応日としてナムチェステイ。

天気は曇りでヒマラヤは見えないので、ナムチェベーカリーでコーヒー飲みながらひたすらネットと読書をしようと思っていましたが、ロッジのオーナーがエベレストビューへ行ってきた方が高山病対策には絶対にいい!と激推ししてくれたので、素直に従って行ってきました。

歩き方には片道3時間と書いてあったような気がして億劫に感じていたのですが、オーナーに聞くと、片道1時間〜1.5時間とのこと。そのくらいなら行ってもいいかなと。

息を切らせながら登ってたどり着いたエベレストビューホテルは、確かに立派!

ホテルエベレストビュー

ホテルエベレストビュー

ホテルの中を通り抜けてテラスに出てみると、テラス席はほぼ満席で賑わっていました。

ホテルエベレストビュー テラス

しかし、エベレストどころか、ヒマラヤの山は残念ながら一つも見えません。山が見えたらお茶でもしていこうかと思ったけど、何も見えないので、写真だけ撮ってさっさとナムチェの街へ降りました。

ナムチェバザール

急いで降りた理由は、なんといっても、ともだちレストランで日本食を食べたいから。

さっそくともだちレストランへ行き、キツネうどんを注文。初めて食べた時は感動したけど、この日は健康体だったせいか、まだそこまで日本食を恋しく思っていなかったせいか、あまり美味しいと感じず・・・ うどんの麺は日本のうどんではありません。

ナムチェ ともだちレストラン

ふと店の奥をみると、冷蔵庫がありました!ということは、ここでは肉料理を食べても大丈夫なんじゃないかと思い、サミットが終わって帰ってきたら、ここで肉料理を食べてみようと楽しみにすることにしました。

この後は、ヘアサロンへ行って洗髪してもらいました。値段は髪の長さで変わるらしく、私は1000Rs。以前は700Rsだったので、値上がりしてます。

ナムチェ ヘアサロン

ロッジのホットシャワーで洗髪もできるのですが、ドライヤーがないので、寒いナムチェでは自力洗髪を諦めています。

私は10ヶ月くらい湯シャン生活をしていたので、10ヶ月ぶりのシャンプー&リンス!気持ちいいし手触りも良く、今後はたまにはシャンプーリンスしようかなと心が揺れました。

頭がさっぱりしたので、体もさっぱりさせたくなり、ナムチェの露天でウェットティッシュを買い、全身綺麗に拭きました。

全身綺麗になったところで、ナムチェベーカリーへ行き、ネットタイム♪ 本物コーヒーがとっても美味しい。

ここのフリーwifiも、ロッジのwifiも、1年前と比較するとかなり速度が早くなってました。SNSへの画像投稿が以前はなかなかできなかったのに、今回はスムーズにアップできました。

ナムチェバザール

ナムチェの街を歩いていると、ふと目についたダウンミトン。そういえば私はこの手袋を持っていなく、ディンボチェでレンタルすればいいくらいに思っていたのですが、ディンボチェでのダウンパンツのレンタル料が高額だったことを思い出し、ここで買っておくことに。重さはほとんど気にならない程度なので。

1組1500Rs。暖かい。

 

夕方、なんと、頭痛がしたのでダイアモックスを半錠。1泊して問題なかったからもう大丈夫と思っていたのに・・・

夕食はロッジでベジヌードルを注文。このベジヌードル、ネパール6度目の訪問にして初めて食べたのですが、日本の醤油に近いもので味付けされていて、日本人にはとても食べやすい料理だということを発見!この日以来、私は2日に1度くらいのペースでこのベジヌードルを食べてました。

エベレスト街道 食事
ロッジのオーナーが日本語の本を貸してくれました

まだ頭痛は治らなかったので、ダイアモックスをもう半錠。

夜は8時に就寝。が、2時間おきにトイレに起こされ、ダイアモックスの威力を感じる。

頭痛はすっかりとれたので、安心。

日程は予備日を5日以上とっていたので、もう1泊ナムチェにしようか迷ったのですが、天気予報をみると11日〜16日が快晴で、その後はしばらく天気が悪いという予報が出ています。快晴のサミットを狙うためにここでもう1泊するのは辞めて進むことにしました。

このまま進めば、私のサミット日は15日。もし15日にうまくいかなかった場合は16日にリベンジ、ギリギリの予定になります。

Day8 ナムチェータンボチェ(3867m)

くもり時々晴れ

ナムチェから少し歩くと、ヒマラヤの展望が広がるエベレスト街道に出るのですが、この日はヒマラヤの展望はなし。残念。

混雑具合はほどほど。GWに来た時は激混みだったけど、今回は快適。欧米人8割で、ほぼ全員ツアー客。

サナサから300mほど下ったプンキテンガでランチ休憩をし、ここから600m登ってタンボチェへ。ここが第2の苦しい道。展望もなくつまらないので、イヤホンで小さく音楽聴きながら登りました。

タンボチェはロッジが少なく泊まれない可能性大。とにかく手前のロッジから順番に泊まれないか聞いていきます。

1軒目の大きくて立派なロッジは断られる。

2軒目のベーカリー隣の小さなロッジで宿泊OK。良かった!

エベレスト街道 タンボチェ ロッジ

エベレスト街道 タンボチェ ロッジ

夜ご飯はダルバート。付け合わせの野菜は美味しいけど、ダルスープは苦手な味でした・・・

エベレスト街道 食事 ダルバート



Day9 タンボチェーディンボチェ(4350m)

晴れのち曇り

朝ごはんの卵サンドが美味しくてテンション大!

エベレスト街道 食事

この朝、はじめてヒマラヤの白い山が見えました!体調は問題ないので、ディンボチェを目指します。

晴れているタンボチェは初めてみたので、こんなに素晴らしい景色だったのかと嬉しくなりました。

タンボチェ

写真を沢山とって、ディボチェへ。ここからしばらくは樹林帯の中で、これといった絶景はないので、イヤホンで小さく音楽聴きながら歩きました。

昨年泊まったロッジを通り過ぎ、少しづつ登ってパンボチェへ。

パンボチェにはいくつかのロッジがあり、ランチにしようか迷いましたが、まだ10時半だったので我慢して次の村へ。

今回は本当に健康体で、とてもお腹が空く。毎日使う食費も今までの1.5倍くらい。物価上昇のせいもあるけど、こうして毎日お腹が空くことが嬉しい。

ところで、いまのところ、どこのロッジで食べたご飯も美味しい!これまでは当たり外れが大きく、外ればかりと感じていたのだけど、それは間違いなく高山病のせいだったんだなと、今回気づきました。

多少、ロッジによっては野菜やツナの量が少ないなどはありますが、美味しく食べられないというものはまだ一度もありません!

エベレスト街道

Shomareというところでランチに。Maps.meにロッジの場所を印つけようとしたら、なんとすでに付いている!まったく記憶がないけど、前回もここで食べたらしい。

ご飯は普通に美味しかった。ただ、注文したものとちょっと違う料理がでてきたけど。

ここからディンボチェまで、じわじわと登り到着。

ディンボチェ

エベレスト街道 ディンボチェ

このディンボチェで、アイランドピーククライミングのチェックインをするため、指定されたロッジめがけて進みます。

ディンボチェはとても大きな村で、タンボチェのように宿泊できないかもと不安になることはありません。お店やベーカリーカフェもいくつかあるので、多少の散策もできます。ATMもありました!

ロッジに到着した後は、とりあえず夜ご飯。

ディンボチェ  ロッジ

個室は明るくて綺麗です。

アイランドピークの申し込みは、wifiで再度天気予報を見てから決めようと後回しに。アイランドピークの日程は、この日としっかり決められていなく、このディンボチェに到着して申し込みをする時点で確定させることができます。なんて素敵なシステムでしょうか!

 

夜ご飯はなんと、お洒落にキャンドルとおしぼりのサービス!

食欲旺盛なので、初めて、フライライスを注文。日本の醤油での味付けに似ていてとても食べやすく美味しい!なぜこれまで敬遠していたのか。。。が、さすがに量が多すぎて残しました。お腹がいっぱいというよりも飽きてしまったというなんとも贅沢な理由で申し訳ない。。

ご飯のあと、ストーブの周りに集まった人たちと会話をして心がホッと温まりました。どんなに一人気ままに行動したいと思っていても、やっぱり誰かと会話したり、他人とのふれあいがあったほうが楽しいんだなと思いました。

ひとり、ドイツ人のおじいさんがこれからアイランピークに登るとのことで、日程など聞いてみました。私よりも数日はやいサミット予定なので一緒に行けないのは少々残念。

おじいさんは、凄くワクワクする!とニコニコしていて、少々ビビりぎみの私とは大違い。こんなエネルギッシュな人と一緒だったら自分もつられて登れそうだなぁなんて。

夢では、登頂を早々に諦めてトボトボ日本へ帰る哀れな自分を何度か見てしまった。

これではいけない!

天気が悪くて登れないのはしかたないけど、そうでなければ、失敗の原因は90パーセント自分の弱い気持ちだと、いろんな人のブログを読んで感じたことなので、

登りたい!絶対登る!

という強い気持ちを引っ込めないようにしよう。

Day10 ディンボチェ(4350m)

晴れ

あさ9時起床。

3回くらいトイレに起きたけど、熟睡できました。

朝ごはんは、トースト2枚にゆで卵2個が嬉しい!ジャガイモも美味しい♪

エベレスト街道 食事

5日間着ていたTシャツと手ぬぐいを洗濯して、ソーラーチャージャーをセットして、のんびりショッピングへ。少し歩くだけで息が上がってしまい、このあと大丈夫だろうかと心配になります。

エベレスト街道 ディンボチェ

ショッピングでは、水、トイレットペーパー、お菓子、薄手手袋を購入。薄手手袋は日本で買おうと思っていたのにすっかり忘れていました。500Rs。手にフィットするもので暖かい。

水はなんと100Rsオレオ小50Rs。ココナッツビスケット70Rs これ意外に美味しく、この旅ではけっこう食べました。

ディンボチェでの高度順応日は、ディンボチェの裏山(?)に登る人が多く、私も昨年は登ったのですが、けっこうな急斜面&砂道で下山が怖いので、今回は登りませんでした。北岳の草すべりを思い出すような山道です。

夜、天気予報を調べたかったけどwifiが動いていなく調べられません。仕方ないので、ナムチェで調べた天気予報を信じてアイランドピークの日程を確定させ、申し込みました。

Ncell使ってる人に聞いたら、エベレスト街道のほとんどで利用できたと聞いたので、次回はもうSIMフリー端末を手に入れてNcell使おうかな。

クライミングガイドとは、このディンボチェから一緒にBCへ行くことも可能ですが、私の場合はこの先のチュクンに高度順応で数日滞在するため、チュクン待ち合わせにしてもらいました。

クライミングギアのレンタルは、ブーツだけチュクンでレンタル、その他はBCでレンタルとのこと。BCまで重たい荷物を背負わなくてすむという、素敵すぎるシステムにまたまた感動!

ビッグダウンパンツだけ特別にここディンボチェでレンタル予約をしていたので出してもらうと、それはダウンではなくスキーウェアみたいなものでした・・・。とても重たいし、レンタル料は高いしで、ダウンパンツは自分が持ってる薄手ダウンだけで行くことに。

思っていたよりも気温が高く暖かいので、ビッグダウンパンツはオーバースペックかもしれないと薄々思ってもいたので、ちょうど良かったかも。