2019年10月、ネパール アイランドピークに登頂できました!
今年の3月にメラピークへ登ったばかりですが、帰国してから1ヶ月くらいでヒマラヤ病が発病し、ヒマラヤに行きたくて行きたくてどうしようもなかったので、秋のベストシーズンに入った途端にネパール入りしました。重症です。
アイランドピークはメラピーク同様に、ベースキャンプでクライミング装備一式をレンタルでき、クライミングガイドもベースキャンプから登頂までのテクニカルな部分だけお願いできるシステムがあるので、
トレッキングを開始するルクラからベースキャンプ(正確にはチュクン)までは1人で歩き、ベースキャンプから頂上まではクライミングガイドにサポートしてもらいながら登りました。
なお、ベースキャンプはテント泊になりますが、すでにテントは設置されていて、そこに宿泊が可能です。あたたかい食事や飲み物も提供してもらえます。なので、自分でテント泊装備を持参する必要もなく、ベースキャンプまではロッジ泊で行けるため、身軽な装備でたどり着くことが可能です。
本記事では、主にツアーではなく個人でアイランドピークに登ってみたいと思っている方向けに、費用の内訳や利用した代理店情報、ざっくりとした登山のまとめを記載しています。ぜひご覧ください。
アイランドピークの位置
アイランドピークは、エベレストがあるネパールのクーンブ地域にある6189mのピークです。
エベレスト街道の途中から少し東へ入ったところにあるため、ベースキャンプまではエベレスト街道を歩いて行きます。つまり、整備された山道を個室のロッジに宿泊しながらたどり着けます。
そして、エベレスト街道なので、ベースキャンプまでの道のりも絶景の連続でとっても楽しいです。
スケジュール
- 【Day1】 成田ーバンコク
- 【Day2】 バンコクーカトマンズ
- 【Day3-4】 カトマンズ
- 【Day5】 カトマンズールクラーパクディン(2623m)
- 【Day6】 パクディンーナムチェ(3440m)
- 【Day7】 ナムチェ(3440m)
- 【Day8】 ナムチェータンボチェ(3867m)
- 【Day9】 タンボチェーディンボチェ(4350m)
- 【Day10】 ディンボチェ(4350m)
- 【Day11】 ディンボチェーチュクン(4743m)
- 【Day12】 チュクンーチュクンリーチュクン(4743m)
- 【Day13】 チュクン(4743m)
- 【Day14】 チュクンーアイランドピークBC(5150m)
- 【Day15】 BCーHCーBC(5150m)
- 【Day16】 BCーSUMMITーチュクン(4743m)
- 【Day17】 チュクンーディンボチェ
- 【Day18】 ディンボチェータンボチェ
- 【Day19】 タンボチェークムジュン
- 【Day20】 クムジュンーナムチェ
- 【Day21】 ナムチェ
- 【Day22】 ナムチェーパクディン
- 【Day23】パクディンールクラ
- 【Day24】ルクラーカトマンズ
- 【Day25-28】 カトマンズ
- 【Day29】 カトマンズーバンコク
- 【Day30】 バンコクー成田
今回は、飛行機の遅延なし、高山病や下痢になることもなく、順調に進むことができ、5日ほど用意していた予備日は全く使いませんでした。ということで、サミット後はけっこう暇でした。
まだ歩いたことのないコンラパスを歩こうかとも思ったのですが、サミット後は風邪と咳喘息で体調が悪化していたので、大人しく下山しました。
費用
航空券 (日本-ネパール) | 70,000円 |
航空券 (ラメチャップ-ルクラ往復) | 33,000円 |
ギアレンタル※1 | 8,000円 |
クライミングパック費※2 | 75,000円 |
サミット時のポーター費※3 | 11,000円 |
トレッキング時の宿泊食費(21日間) | 75,000円 |
カトマンズ滞在費(7日間) | 30,000円 |
その他 | 20,000円 |
海外山岳保険 | 12,000円 |
合計 | 334,000円 |
※1 クライミングギア一式(ブーツ・アイゼン・ハーネス・ガチャ・ヘルメット)3日間、厳冬期用シュラフ20日間
※2 プライベートクライミングガイド、BCでのテント宿泊・食事と飲み物、クライミングパーミッション
※3 サミット当日に急遽ガイドに荷物を背負ってもらった分の費用。サミットに2度挑戦したので2日分のポーター費です。
エベレスト街道では、ロッジの宿泊費が200Rsから500Rsへ一律値上がりしていました。タンボチェから20分ほどくだったところにあるディボチェでは1泊3000Rsのデラックスルームも登場していて驚きでした。また、ロッジの他にも、全体的に物価が上がっていました。
保険
アイゼン・ピッケルを使用するため、クレジットカードに付帯している海外旅行保険は利用できず、前回のメラピーク同様に、日山協山岳共済の海外登山保険コースを利用しました。レスキューヘリのみのプランで1.2万円くらい。
病院にお世話になってしまった時は、国民健康保険の海外療養費を申請する予定で、申請に必要な書類を持参していました。
日本で健康保険が適用される範囲内での医療行為であれば、海外で医療行為を受けた場合も費用総額の7割を負担してもらえます。(負担額は自治体で違うかもしれません)
概要と感想
今回は、ルクラからチュクンまで1人で歩き、チュクンからサミットまでの3日間をプロのクライミングガイド(シェルパ)にサポートしてもらいました。
ルクラ〜チュクンのトレッキング道は特に難所なし。タンボチェ・ディボチェでの宿確保が唯一困難。(名前が似てますが、ディンボチェは沢山ロッジがあり宿泊難民になる心配はほぼなし)
チュクンリからの風景
重たいクライミングギア(アイゼン・雪山登山靴・ヘルメット・ハーネス・エイトカン・アッセンダー・カラビナ等)はベースキャンプで全てレンタルしました。(雪山登山靴だけはチュクンでレンタル)
アイランドピークのベースキャンプはとても賑わっていて、各エージェントのテントがズラリ。
すでに宿泊テント、食堂テントは設置されていて、食事を用意してくれるコックもいます。なので、テント泊装備も食料も持参する必要なしという至れり尽くせりなBCでした。
サミットプラン
サミットプランは、BCから1日で一気に頂上へ行ってBCへ戻ってくるというプラン。1日で1100mの標高差を往復しなければならなく、しかも標高5000m超えの場所です。
体力に自信がない私は、ハイキャンプを設置してもらったほうがいいと思い、カトマンズの代理店に聞いてみたら、追加費用200USドルでハイキャンプ設置は可能だけど、誰もいないよー とのこと。
誰もいないハイキャンプで、テントは別々だったとしても、初めて会う現地ガイドと2人きりはちょっと怖いな・・・ (ポーターも一緒に泊まるのかもしれないけど)
と、登山とは別な心配が頭をよぎり、体力的には大変だけど、ハイキャンプなし・BCから一気に頂上へ行って戻ってくるプランで決行しました。
サミットチャレンジ当日、深夜1時にBCを出発。登りながら何度もガイドから、「歩くのが遅い!これでは登頂は無理だ」と指摘があり、ハイキャンプに到着した時点で、この日のサミットを諦めることに。
翌日、私の遅いペースでもサミットが狙えるように、2時間早い深夜23時にBCを出発。荷物は追加費用を払って全てガイドに背負ってもらうことで少しペースアップ。AM7時半頃に無事サミットできました!
プライベートガイドだったので、こうしてかろうじて登頂させてもらえたのですが、ツアーだったら私は間違いなく登頂できませんでした。
レンタルギアについて
なぜ荷物が重たかったのかというと、BCからクランポンポイントの標高5800mあたりまでは、トレッキング装備で歩くため、クライミングギアを全て背負っていたからになります。といっても、たかだか、雪山登山靴とアイゼンとハーネスとちょっとしたガチャ類に防寒具だけです。これがなぜ重たいのか・・・
レンタルした雪山登山靴がなんとプラブーツで、衝撃の重さでした。そして、アイゼンも見た目は新しく見えましたが、ずっしりと重たく、合計で何キロあったかはわかりませんが、とにかく、背負うとズシンと重さを感じました。きっと、カラビナ類も日本のものと比較すると重たいものだったかもしれないと思います。
レンタルしないで日本から持参すべきだったと後悔しましたが、かといって、長いトレッキング期間中ずっと背負ってるのも嫌なので、、これは自業自得です。トレッキングは2週間以上なのに、この道具を使うのはたったの1日ですから^^;
ただ、追加費用はかかりましたが、ガイドが背負ってくれたのは救いでした。もし、高齢なガイドだったら背負ってもらえなかったかもしれませんし、突然BCでポーターを雇えたかどうかはわからなかったので。
前回のメラピーク登山では、アイゼンも雪山登山靴も、日本で使用しているものとそこまで変わらない性能と重量のものをレンタルできたので、油断してました。
と、プラブーツの悪口を書きましたが、履いて登山をする分には全く違和感なく、プラブーツだから登りづらいなんてことは全くありませんでした。プラブーツに履き替える直前はけっこう冷えていて、足も冷たかったのですが、プラブーツを履いた瞬間に足は温まりました!
次回は日本からブーツは持参した方がいいのかなと思いましたが、履き心地は問題なかったので、レンタルプラブーツ+クランポンポイントまでポーターを雇う方法が私にとってはベストかなとも思っています。
アイランドピーク登頂の最適時間
この時期のアイランドピークの登頂最適時刻は、AM8時前後。ということを、今回初めて知りました。
AM10時を過ぎると、ガスが上がってきて風も強くなりはじめるので危険だとのことです。(※私の体力・技術力が貧弱だったため、より厳しめの時間設定をされたのかもしれません)
私はてっきり、午前中に登頂できれば大丈夫だとばかり思っていたので、深夜1時出発でも行けるとばかり思い込んでいました。
2度目のチャレンジでは、日が登る前に最後の長い雪壁に取り付くことができ、登って降りてくるまで、ずっと1本のロープを1人で使用できました。そして、天候は快晴無風という最高のコンディションに恵まれました。
ロープの支点は、素人の私が見ても脆そうと思う支点がけっこうあり、ガイド曰く、支点はこんな脆さだから、太陽が昇って気温が上がる前に登頂して降りなければ危ないんだ! と。
登頂して、雪壁を降りたあとに後ろを振り返ると、団体チームが1本のロープに数珠つなぎとなっていました。あと30分遅かったら、私もあの数珠繋ぎの中にいたのかと思うと、ぞっとしました。
一言も励ましてくれない上に、常に「遅い!あなたは登頂できない!」と厳しい指摘ばかりだったガイドに、ここで初めて感謝しました。
難易度
テクニカル面
これはあくまでも私の感想ですが、思っていたよりも難しくなかったという印象です。私はかなりの高所恐怖症で、本来はこのような垂直に近い壁を登ったりするのは敬遠しているのですが、なぜか今回はこの山に登りたかったのでチャレンジしました。
そして、BCから登頂、そしてBCに戻ってくるまで、意外なことに、怖いなと思った瞬間はありません。
これは、危険な箇所には全てFIXロープがあり、ガイドがサポートしてくれているという安心感が大きかったと思います(ミスして滑落するなんていう隙がない)。また、クレバスを通過するためのハシゴが無かったことと、頂上手前のナイフリッジが無かったこともあり、普段よりも難易度はグッと低かったのではとも思っています。
また、頂上直下の150mほどある雪壁も、思っていたよりも斜度は緩く感じました。
日本の厳冬期の西穂高岳や八ヶ岳赤岳の方がよっぽど怖いと思いました。(自分がちょっとでもミスれば滑落してしまうので)
ーー
アイランドピーク登頂のためのパーミッションは秋は1.5万円、春は3万円。エベレスト登山と比較すると比較にならないくらい安いのですが、日本の冬山登山でパーミッションが必要なことはないので、この1.5万円〜3万円は高いなと正直感じていました。
でも、実際に登ってみて思ったのは、こんな素人の私でも登れるようにルート工作されている、このルートを作ってもらう費用も含まれているということ。このルートを通過させてもらえる権利が1.5万円〜3万円は妥当、いや、リーズナブルだと思いました。
体力面
標高5000m越えのこの場所で、標高差1100mの往復を1日でしなければならないため、かなりの体力が必要。クランポンポイントからは上半身も使うので、より酸素が足りなく感じました。
BCに到着するまでは、1日3〜5時間くらいのトレッキングなので、大変なのはアイランドピークへチャレンジする1日のみ。
私は標準よりもだいぶ遅いペースでしたので、あまり参考にならないかもしれませんが、サミット当日の行動時間はなんと16時間でした!(BC→SUMMIT→チュクン)
ハイキャンプを設置してもらうと、高度順応が少し大変かもしれませんが、体力的には楽だと思います。ただ、ハイキャンプには基本的に誰もいませんので、ご注意ください。
ルクラまでの飛行機
ルクラまでの交通は、今期、カトマンズからの直通便が大幅制限されていて、私は予約できませんでした。そのため、カトマンズからラメチャップという空港までバスで5時間くらいかけて行き、そこから飛行機に乗ってルクラに到着という、けっこうハードな初日でした。
ラメチャップ空港
カトマンズは深夜3時頃出発。この深夜のカトマンズでピックアップしてもらうバスを1人で待っている時間が、とてつもなく恐怖でした。
服装と薬
服装
トレッキング時
ルクラーディンボチェまでは、日本の夏山登山の服装、ディンボチェから徐々に服を重ね着し始め、アイランドピークBCから頂上は日本の厳冬期以上の服装で登りました。
ルクラ〜ディンボチェ間も、夜は寒いので、上下薄手のダウンに厳冬期用シュラフで。
サミット時
BC出発から登頂直前まで、太陽が登る前の行動となるのでかなり寒かったです。また、クランポンポイントからは標高が高い&クレバスの中を歩くためさらに寒いです。 登頂後、太陽が昇った後は、暑くてほとんどの防寒具を脱ぎました。日中のBCテントの中は灼熱です。
- 上半身:ファイントラックのベース+フリース+薄手ダウン+カッパ+ビッグダウン
- 下半身:ユニクロの極暖ヒートテックタイツ+厚めのトレッキングパンツ+薄手ダウン+カッパ
- 頭:バラクラバ+ニット帽+ダウンの帽子+カッパの帽子+ヘルメット
- 手:ダウンミトンとインナー手袋の2枚重ね
- 足:靴下2枚重ね+プラブーツ+12本アイゼン
ビッグダウンは、ユニクロのウルトラライトダウンボリュームジャケットを使用し、寒くなく暑くもなく、ちょうど良かったです。
ただ、ウルトラライトダウンボリュームジャケットは、ハードシェルの外側に着て特に問題を感じませんでしたが、もっとハードな登山ではハードシェルの中じゃないと簡単に破れてしまうかもと思いました。
でも、このダウンはとっても軽くて暖かく、そして安い!ポーターなしでのトレッキング・登山にはとてもありがたいアイテムです!
>>関連記事:ユニクロウルトラライトダウンボリュームジャケットを登山用に
下半身のダウンは、ビッグダウンをディンボチェでレンタルする予定でカトマンズの代理店に申し込んでいたのですが、レンタルできませんでした。でも、薄手のダウンで全く問題なかったので助かりました。
ダウンミトンは確か1500円くらいでナムチェで購入。とても軽いです!また次回も使おうと日本へ持ち帰りました。
スパッツは持参してなかったのでレンタルできないか聞いてみたら、不要と言われたのでスパッツなしで。確かに、スパッツ不要でした。
BCでのレンタル品については、メラピークが神すぎたということをここで学びました。メラピークの時は他に客がいなかったからいいものを借りられたということかもしれませんが。
また、ピッケルも使いませんでした。そういえば、ピッケルという言葉は通じなく、アイスアックスと言うと通じました。
※スパッツとアイスアックスについては、今回は不要でしたが、時期や積雪状況によっては必要になるかと思いますので、参考程度にしていただけたらと思います。
薬
今回使用した薬はこちら
- ダイアモックス10錠
- 総合風邪薬
- 咳止め(フコスデ)
前回のエベレスト街道トレッキングでも風邪をひき、そしてその後咳喘息になり、生きてることが辛いと思うほどのしんどさを味わっていたので、今回は念の為、病院で処方してもらう咳止めを持参していました。
私は咳喘息があり、このフコスデという薬がないと咳が止まらなくて夜寝ることもできなくなります。
エベレスト街道は、咳をしている人が多いなと感じます。この地域(クーンブ) の名前をとって、クーンブカフと呼ばれていたりすることから、咳が出やすくなる気候なのかもしれません。
喉が弱かったり、喘息がある方は、薬の持参をお忘れなく!ちなみに、ナムチェの薬局には、喘息用の吸入器が2000Rsで売ってました。
サプリメント
- ビタミンC
- 酵素ミドリムシ
ビタミンCは風邪予防、酵素ミドリムシは栄養補助と便秘対策。
便秘対策は順調でしたが、サミット後に風邪をひき、風邪薬を飲み始めた途端、効かなくなりました。なので、2倍の量を飲んでみたら効きました。
代理店とガイド
代理店
代理店にお願いした内容はこちら
- カトマンズールクラの航空券(今回はラメチャップ)
- クライミングパック(3日間のクライミングガイド・BC利用料・パーミット)
- クライミングギアレンタル(3日間)
- 厳冬期シュラフレンタル(20日間)
今回2度目の依頼ということで、トレッキング終了後にカトマンズへ戻ると、自宅の夜ご飯に招待してくれました!奥さんと可愛らしい2人の娘さんの4人家族で、素敵なご家庭で、美味しいご飯にビールをたっぷり頂いてきました。
カトマンズ市内の住宅街のお家でしたが、カトマンズはタメル地区しか知らなかった私には、カトマンズでも住宅街は静かなんだという驚きがありました。そして、夜風が心地よく、しばらく屋上でビール飲んでました。
クライミングガイドについて
技術サポートは十分すぎるほどの恩恵を受けました。
また、深夜23時出発というワガママなリクエストにも応えてくれ、そして登頂できたので感謝しています。BCのコックさんも、この23時出発に合わせて、22時半に朝ごはんを用意してくれました。
登山中に突然、荷物を背負って欲しいとお願いしてしまったのですが、快く引き受けてくれたのはとても嬉しかったです。(もちろん追加料金は払いました)
安全に登頂できるよう時間管理から始まり、クライミングギアの設定は毎回やってくれましたし、ガイドコンテは客の私がストレスなく歩けるように常に配慮してくれてました。
あと、とにかく、すごい体力だなあと思いました。
アイランドピーク登頂のために行ったトレーニング
ロープワークなどテクニック的なトレーニングは一切しませんでした。ガイド登山なので、必要なのは、アッセンダーでの登りとエイトカンを使った懸垂下降など、連れて行ってもらうための基本的なロープワークができればOK。グループであれば、BCで講習会があるようですが、私はひとりだったので講習会はありませんでした。(ガイドが全てセッティングしてくれるため)
過去に何度も経験しているので、このトレーニングはいらないかなと省きましたが、頂上直下のアッセンダーでの登りでは、握力がなさすぎてけっこう辛かったです。なので、握力トレーニングはしておけばよかったなあと思いました。150mもの壁をアッセンダーで登り続けるなんていう場面に出会ったことがなかったので、握力が必要だということまで気づいてませんでした。
日本で頑張ったトレーニングは、有酸素運動!1日おきにジムへ通い、40分〜60分の間、心拍数平均150程度の有酸素運動と、15分ほどの筋トレ。
けっこう頑張ったかなと思っていたのですが、全然これでは足りませんでした。かろうじて登頂できましたが、標準よりもかなり遅いペースで、荷物は全て背負ってもらい、ギアのセットも全部やってもらって何とか登頂という具合だったので・・・
山行記録
- 山行日記1(DAY1-DAY5)
- 山行日記2(DAY6-DAY10)
- 山行日記3(DAY11-13 チュクン・リ登頂編)
- 山行日記4(DAY4-DAY16 SUMMIT)
- 山行日記5(DAY17-DAY30)
動画
約20日間のトレッキングを13分にまとめた動画です↓
アイランドピーク頂上からベースキャンプの動画はこちら↓
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