海外トレッキングの時、ガイドブックなどの装備一覧には載らない、決して必須ではないけれども、地味に役立ったアイテムをご紹介します!100均で買えるものばかりです。
地味すぎてつい忘れてしまいそうなものばかりですが、とってもおすすめなアイテムたちです。
サンダルスリッパ
意外に重宝したアイテムとして、これがダントツ一位でした!
なるべく荷物を減らしたかったので、はじめて行くときは持っていくかかなり迷ったのですが、今では地味に必須装備へランクイン!
写真のように、なるべくシンプルで嵩張らないペラッペラものが使えます。そして、ビーチサンダルのような鼻緒はついていないタイプのほうがおすすめです。
100均で買えますが、なかなかこのペラッペラなものを見つけるのが大変だったので、毎回旅行から帰ってきたら綺麗に洗って、次回旅行のために大切に保管しています。
このサンダルスリッパを使用する場面
- 飛行機の中
- トレッキング中のロッジでシャワーを浴びるとき
- トレッキング中のロッジでくつろぐとき
- 街のホテルのシャワーも、裸足で入ることに抵抗があるとき
飛行機の中
荷物を減らすために、トレッキングシューズを履いていくと、飛行機の中ではやっぱり脱ぎたくなります。
そこで、このペラッペラなサンダルスリッパの登場!ペラッペラなので、機内持ち込みも邪魔になりません。
トレッキング中のロッジでシャワーを浴びるとき
トレッキングで山中のロッジへ泊ると、シャワーを浴びれるところがありますが、裸足で入るにはかなり抵抗がある仕様になっています。なので、このサンダルスリッパを履いてシャワーを浴びます。
トレッキング中のロッジでくつろぐとき
歩く時間と同じか、それ以上の時間をロッジでくつろぐことが多くなるはずなので、このサンダルスリッパがあると登山靴を脱いで過ごすことができて快適です。
ビーチサンダルのように鼻緒がないので、寒い場合は靴下を履いたまま履けるのも利点。
街のホテルのシャワーでもよく使う
あまり高級ではないホテルの場合、裸足で入るにはやっぱり抵抗があるので、このサンダルスリッパで入ります。
私は、ネパールのホテルは必ず使用、中国では時々使用しました。
S字フック&カラビナ&細引きヒモ
トレッキング中のロッジでシャワーを浴びるときと、ザックに何かぶら下げたいとき、部屋で濡れたものを乾かすときに使います。
カラビナは、登山用の本格的なものではなく、100均のおもちゃのようなものが軽くて小さくて便利!
トレッキング中のロッジでシャワーを浴びるときに便利
脱衣所というものがなく、シャワー室しかない場合がほとんどなので、貴重品とタオルと着替えをシャワールームにすべて持ち込むことになります。
持ち込んだはいいけど、それを置くところも、掛けるところもない!というところが多いので、S字フックかおもちゃカラビナでなんとかします。
なので、タオルはS字フックかカラビナにかけられるように、ひも付きが便利です。
荷物は濡れないようにビニール袋にまとめて守りますが、タオルは手ぬぐいにしてしまって、乾いたタオルで拭くということを諦めると、かなり楽かもしれません。
手ぬぐいで体を洗い、その手ぬぐいで最後は体の水分を拭きとって完了! の流れ。
私はこの楽天ショップの手ぬぐいがお気に入り。
端がほつれない加工がされていて、デザインも可愛い^^ そして、1枚360円と、気軽に買える価格も嬉しいです。
日中はこの手ぬぐいを首に巻いて首の日焼け防止&汗拭きに使用し、シャワー時には体を洗うのに使用し、シャワー後には体の水分をとるのに使用しています。
万が一、捻挫をしたら、この手ぬぐいと落ちてる枝を使って腕を固定しようと思っています。
手ぬぐいは日本が生んだ素晴らしいアイテムです!!
ザックに荷物をぶら下げる
おもちゃカラビナは、ザックに荷物をぶら下げたいときにも重宝します。
私は、ソーラー充電パネルをぶら下げて歩いてました。高地&赤道に近い場所では太陽パワーがすごいので、ソーラー充電はバカにできないですよ!
部屋で濡れたものを乾かす
洗濯したものや、トレッキング中に汗で濡れたものなど干すのに、おもちゃカラビナ&S字フック&ヒモは使えます。
標高が高いと、寒くてほとんど乾きませんがw
マスク
アスファルトで舗装されていない街中は、砂埃で大変!さらに、古い型のバイクや車が多いと排気ガスも混じり、一瞬で全身が黒くなります。
マスクをしないと、肺も一瞬で真っ黒になりそうです。
また、ヒマラヤのトレッキングルートはとても乾燥しているので、そこを荷物の運搬で頻繁に通る動物群たちが巻き上げる砂ぼこりもかなりのボリュームです。
なんて神経質な!と思われそうですが、動物の飼い主である地元の人もマスクしてるくらいなので、普通の日本人はマスク着用が安全かと思います。
塩
写真にしてみると、ちょっと怪しいものに見えますねw
料理に味がついていないか、ものすごい薄味のときに使いました。そんなことってあるの!? という感じですが、よくありました。
私は辛いのが苦手なので、not spicy とお願いすると、辛くはないけど、何にも味付けされていない!! という・・・ 現地食を食べれない私が悪いのですが^^;
あと、お弁当でゆで卵や、ゆでジャガイモを作ってもらったとき、山中ではアルミホイルなど便利なものがなく、塩を小分けしてもらうのが難しいことが多いので、マイ塩が役立ちました。これは、サコッシュに常に忍ばせています。
ビニール袋
食べきれない量のごはんが出されたとき、持ち帰れそうなものはビニール袋に入れて、時間をあけて食べてました。
ゆで卵、ゆでジャガイモ、サンドイッチ、モモ(餃子のような料理)、パンケーキ をよく持ち帰りしました。
高山病ということもあって、だいたい半分以上食べられないことが多いので、朝に注文したメニューを、半分朝に食べて、半分はお昼に食べている という感じです。ジップロックより、普通のビニール袋の方がコンパクトで軽く、大きさに対しての汎用性があります。
ジャガイモはこんな感じで出てきます。これは少ないほう。 グループの場合はシェアできて丁度いいですが、一人だとかなり厳しい・・・ でも、高度が上がってくると、このジャガイモかゆで卵くらいしか胃が受け付けなくなってくるので注文せざるをえません・・・
いつでもテイクアウトできるように、このビニール袋も塩と共に常にサコッシュの常備品です。
無料オフライン地図アプリ「maps.me」
最後は、物ではなくアプリです!
海外旅行中は、スマホがオフラインになるケースがほとんどかと思います。また、トレッキングでは山奥なので基本はオフライン。なので、オフラインでも使えるGPSアプリをスマホに入れておくとかなり便利です!
わたしは、「maps.me」という無料のアプリを利用しています。事前に地図をダウンロードしておくと、オフラインでも現在地がわかるようになります。
ヒマラヤのトレッキングルートでは、地球の歩き方や現地の紙地図にも載っていないようなロッジ情報まで細かく載っていて、このアプリのおかげで一人で気ままにトレッキングすることができました!
まとめ
とても地味だけど、とても便利なアイテムたちをご紹介しました。海外トレッキング時には、ぜひ使ってみてください!