長期登山用に、いざとなれば沢の水を飲めたらいいな と思い、コンパクトな浄水器SAWYERソーヤーミニを手に入れましたので、レビューしたいと思います。
浄水器は、いまのところソーヤーミニが一番コンパクトで軽量ではないでしょうか。
この商品を知ったきっかけは、登山界のミニマリストとして有名な四角大輔さんのホームページです。
沢沿いを歩くルートであれば、これがあれば沢山の水を持ち歩く必要がなくなるので、荷物の軽量化ができます!
登山に浄水器を持っていくメリット
登山中の飲み水は、必要分を背負っていくか、長期の場合は途中の山小屋で購入しながら歩いているのですが、
こちらのコンパクトな浄水器を知った時、
これがあれば、沢山の水を背負わなくていいのでは!
と思い、手に入れました。
沢があるコース限定の場合にはなりますが。
荷物を軽量化することができるということにとても魅力を感じました。
AQUAQUなどの除菌剤と少し迷ったのですが、長持ちするこちらのアイテムを選びました。
また、災害時にも役にたつだろうという思いも。自宅にはミネラルウォーターを備蓄はしていますが、これがあれば、川の水もいけるのかな!と。
アウトドア用浄水器のタイプ比較
登山に持っていけそうな浄水器は、いろんなタイプがあります。
- 粉末・錠剤状の殺菌剤
- 浄水器とボトルが一体化したボトル型
- 浄水器のみ
粉末・錠剤状の除菌剤
海外トレッキングでは、錠剤で殺菌して飲んでる人がとても多かったです。
使用頻度が少なければ、粉末・錠剤の殺菌剤が一番安いしコンパクトで軽いのでいいのかなと思います。
AQUAQUなら1000円以内!
浄水器とボトルが一体化したボトル型
浄水器とボトルが一体化したものは、一見便利そうに見えますが、このボトルに入った分の水しか飲めないので、浄水した水にスポーツドリンクの粉末を混ぜて飲みたいなどができないのが不便だと思いました。
私の場合は、夜に湯たんぽとしてナルゲンボトルは必ず使用するのもあり、この一体型だと余計な荷物が増えるのがデメリットでした。
洗浄もめんどくさそう・・・
あとは、安心して使えそうなものは値段がけっこう高いのと、重量も気になります。(フィルター程度のものだと安いし軽い)
浄水器のみ
ソーヤーミニは、浄水器のみなので、コンパクトで軽い!(自宅計測では37g)
ハイドレーションやペットボトルにも接続可能で、そのまま飲むことができるのはもちろん、ナルゲンボトル等に移し替えておくことも可能です。
積極的に使うのはもちろん、コンパクトで軽いので、万が一に備えてザックに忍ばせておくにも躊躇しなくなります。
ボトルと一体化していないので、気楽に洗浄できるのもポイント。
肝心の除去率ですが、楽天の商品ページには下記のように書いてありました。
バクテリアや微生物など有害な病原菌を除去する能力は薬品を入れる方法以外では世界最高レベル
そして、フィルターを掃除するための注射器も付属していて、フィルター交換が不要というのもかなりポイント!
長く使えそうです。値段が3000円ほどとお手頃価格も嬉しい。
ソーヤーミニの使用場面
沢登りに
長期登山用の万が一に備えて手に入れたソーヤーミニですが、一番役に立ちそうな場面はきっと、沢登りではないかと思っています。
沢登りなので、つねに沢沿いを歩いているため、いつでも使えます。
沢慣れしちゃった人は、水をほとんど背負わずに、喉が渇いたら沢水をそのまま飲んでいましたが、
私は、沢水をそのまま飲むと、あとでお腹が厳しいことになりましたので、いつも安全な水を背負ってました。
が、ソーヤーミニがあれば、私も沢水を飲みながら沢登りができることになり、荷物を軽量化できます!
長期登山の万が一に備えて
万が一の時用にザックに忍ばせておくと安心!
万が一じゃなくても、登山中に沢があれば、積極的に使い、水代を節約・荷物を軽量化できますね。
北海道の山を登る時に
北海道の山では、沢水はそのまま飲めないそうなので、浄水器か除菌剤が必需品。いつか北海道の山へ行きたくなった時用に。
災害に備えて
災害に備えて、一家に一つ、非常用セットに常備しておくと安心だと思います。
ペットボトルのミネラルウォーターの備蓄と合わせて、ソーヤーミニがあればかなり安心!
バックパック旅行に
安全な水の確保が難しい地域への旅行時には、これがあると安心!
そして、高価なミネラルウォーターを買わなくて済むので経済的!
まとめ
浄水器ソーヤーミニは
- コンパクトで軽い
- フィルター交換不要でお手入れ簡単
- 値段がお手頃なので経済的
- 登山の荷物を軽量化できる
と、メリットばかりで、デメリットが見当たらなく、長期海外旅行や登山にはぜひ持っていきたいアイテムではないでしょうか。
また、災害時用に一家に一つあれば安心です。