草津白根山には湯釜があり、冬でも凍らない釜は、真っ白な景観の中にエメラルドグリーンの輝きがとても美しく、何度も訪れてしまうほど私にとっては魅力的な場所。
毎年、巡礼のように訪れています。
スキーは全然できないのですが、スノーシュー代わりにテレマークスキーを使用しての雪山ハイキングを、この草津白根山で楽しんでいます。
何度練習しても全く上達の兆しがないので、もうスキーは自分の人生に不要なものなんだとあきらめているのですが、ここの山でちょっとだけ浮遊感を感じることができたのは一生忘れない思い出です。
ルート地図
交通手段:東京から車、または新幹線利用
山行記録
麓のスキー場のリフトを利用すると、山頂まではゆっくり1時間ほどのハイクアップ。
万座スキー場からでも、草津のスキー場からでも、だいたい同じくらい。万座から登る場合、許可書の提出を求められたことが一度だけありました。
はじめて万座から登ったときはスキー場のリフトを利用できましたが、2回目以降訪れたときにはスキー場がクローズしていたのでスキー場の斜面も歩いて登りました。
両脇は樹氷の木々で飾られていたので、美術館を歩いているような気分でまったく苦痛ではなかったです。
道路は通行止め。堂々と道路を歩けるなんて、なかなできない体験!
頂上に辿りつくと、だだっ広い雪原。風で飛ばされた斜面はカリカリ雪で、とても滑りを楽しむ斜面ではありません。
滑るにはカリカリで怖いですが、かといってスキーを脱いでツボ足になると埋まりまくって歩きにくい。
ということで、ゆっくり恐る恐る、エメラルドグリーンの湯釜を目指して進みます。
キラキラ輝くエメラルドグリーンの湯釜!まるで湖!
あまりにも美しいこの場所で、長めの休憩。いつまでもここにいたい。
湯釜を満喫したあとは、また頂上へ戻り下山を開始する前に散策。
そして、絶好の斜面を発見!
スキー場では緩斜面しか滑ることができない自分。
ここの斜面は、圧雪されたスキー場とは違ってフカフカしていて少しだけど浮遊感を感じました。
誰にも邪魔されずに、ゆっくりターンを楽しめる空間。
人生で、はじめてスキーが楽しいと思った瞬間!
振り返ってみると、自分が滑った弧が雪面に残っている!
バックカントリースキーが好きな人は、この何倍もの浮遊感を楽しんでいるんだろうなと少しその、はまってしまう気持ちがわかったような気がしました。
人生初の浮遊感を感じたあとは、またカリカリの斜面を恐る恐る下山しました。
下山後の温泉情報
万座から、草津から、どちらから登っても、下山後には温泉が待っているので、これがまた魅力的。
草津温泉
草津は、無料の共同温泉がたくさんあるので、下山後に一泊して温泉巡りするのも楽しいです。山よりハードですが(笑)
※2019年1月現在 一般開放されている共同温泉は3つだけのようです。
景観が素晴らしいおすすめな万座温泉
万座のお湯はちょっと私には刺激が強いので、草津のお湯の方が肌には嬉しいですが、万座温泉の露天風呂の景観は素晴らしい。
万座温泉は万座温泉日進舘に日帰り入浴があり、露天風呂は広くて開放的な景色を堪能できおすすめです。
私の肌にはちょっと刺激が強かったですが、景色が素晴らしいのと開放的なのとで、3回ほど訪れました。
万座温泉日進舘の情報
旅館名 | 万座温泉日進舘 |
住所 | 〒377-1528 群馬県吾妻郡嬬恋村干俣万座温泉 2401 |
電話番号 | 0279-97-3131 |
定休日 | 年中無休 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
大人入浴料 | 1,000円 |
WEBサイト | https://www.manza.co.jp/ |
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