ネパール ゴレパニ・プーンヒル トレッキング 概要

投稿日:  更新日:


ネパール ゴレパニ・プーンヒル  トレッキング

 

ほぼはじめてに近い海外旅行、登山にしか興味がない私は、ヒマラヤを眺めてみたいなーと、英語も全然しゃべれないのに一人でネパールのゴレパニ・プーンヒルへトレッキングへ行ってきました!

日程は12日間で、費用は総額約15万円ほどです。

日本ーネパール間の飛行機の予約だけをし、他は一切予約をせず、現地に到着してから色々決めるという行き当たりばったりな旅程でしたが、ヒマラヤのトレッキングの魅力にとりつかれた最初の一歩となりました。

英語が超カタコトでも、個人でも、充分に楽しめるようにしっかりと整備されているネパールのヒマラヤトレッキング街道にとても感動しました!

日本からのパッケージツアーは便利ですが、高額となってしまうし日程も限られてしまうので、個人で自由に格安で行ってみるという選択肢もあるということがわかったので、今回行ってきた経験をシェアいたします。



ゴレパニ・プーンヒルの位置とルート

ゴレパニ・プーンヒルは、ネパールの中央あたりのアンナプルナエリアにあります。

標高は約3,200mほどなので、高山病の心配もほとんどありません。

首都のカトマンズからタクシーでベースとなる街ポカラへ行き、ポカラからトレッキング開始地点のヒレというところまではタクシーとジープで行きました。

トレッキングルート↓(DAY●は、トレッキングのみの日数)

ネパール プーンヒル地図
地図は、ネパールのカトマンズ、ポカラ、空港などで500円ほどで購入できます。

スケジュール (2016-2017 年末年始)

  • DAY1 成田 ー 成都
  • DAY2 成都 ー カトマンズ ー ポカラ
  • DAY3 ポカラ ー ヒレ ー ウレリ(1960m)
  • DAY4 ウレリ ー ゴレパニ(2860m)
  • DAY5 ゴレパニ ー プーンヒル ー タトパニ(2630m)
  • DAY6 タトパニ ー ランドルン(1565m)
  • DAY7 ランドルン ー ダンプス(1650m)
  • DAY8 ダンプス ー ポカラ
  • DAY9 ポカラ ー カトマンズ
  • DAY10 カトマンズ
  • DAY11 カトマンズ ー 成都 ー 北京
  • DAY12 北京 ー 成田

費用

航空券 (日本-ネパール) 84,750円
トランジットホテル(2泊) 7,000円
バス代(ポカラ~カトマンズ) 2,000円
タクシー代(カトマンズ~ポカラ) 12,000円
ビザ&トレッキング許可証代 8,000円
他 (ロッジ、食事、etc) 40,000円
合計 153,750円

保険

クレジットカードに無料で付帯している海外旅行保険のみで行ってきました。

アイゼン・ピッケルなど登攀具を使用しないトレッキングの場合は適用されます。(※要事前確認)

私が使用したクレジットカードは、三井住友VISAカード(アミティエ)です。

カードによっては、旅行費用でカードを使用していないと保険が適用されないものもありますが、三井住友カードの場合は自動付帯なので、手続きも旅行費用にカードを使用しなければならないということもありません。

2度、ネパールの病院で利用したことがあり、病院代全額支払われました。

概要と感想

ネパールは英語が通じる&カタコトでもみんな優しい

今回、ほぼ初めてに近い海外旅行。英語ができなければいけないということに、現地へ行ってから気づいたのですが^^;

単語をなんとか発するだけの超超超カタコト英語でも、一人で旅することができました。

ネパールの観光地は、どこも英語が通じ、また、英語を話せない外国人に対してもとても寛容で優しいと思いました。いっそのこと、ネパールに数ヶ月暮らして英語を身につけようか!と思ってしまうくらい。

計画当初は、ネパールのリゾート地ポカラのホテルで、のんびりヒマラヤを眺めるだけにしようかと思っていたのですが、想像していたよりも落ち着かない環境だったので、トレッキングへ出かけました。

窓がない部屋にびっくり(中国)

エアチャイナを利用したので、成都と北京でそれぞれ一泊しました。

ネット予約していたのですが、ネットに掲載されている部屋とはまるで違う牢獄のような薄暗い不衛生な部屋に衝撃を受けました。

初めて、「清潔」ということのありがたさを実感します。この世に清潔じゃないホテルがあるなんて!!!!

窓もありません!!!

窓がないとこんなにも不安になるとは。窓がない部屋で過ごすのは人生初だということに気づきました。

日本は建築方で窓が義務付けられているということを後から知りました。

カトマンズの大気汚染に衝撃

空気が綺麗・汚いということは、人生で意識したことがありませんでした。現代の日本に住む限り、ほとんど心配ないですからね・・・。 というのを、今回の旅で思い知らされました。

カトマンズに到着してタクシーでタメルへ向かったら、あまりの砂ぼこりと排気ガスと騒音のカオスな世界に衝撃を受け、私はカトマンズで一泊すらすることは無理だ!と思い、タクシーでそのままポカラへ行ってしまいました。

ポカラはカトマンズと比べると空気は綺麗です。トレッキングエリアは、さらに空気は綺麗です。(ただし、動物の往来が多いところは砂埃がきつい)

ロッジの価格が激安

ネパール ヒマラヤ ロッジ

トレッキングエリアのロッジが、どこも一泊200Rs(220円くらい)ということには目を疑いました。事前にネットで調べてはいたのですが、本当に200円ほどなんだ!!!と。

清潔な個室部屋で、ベッドもあるし、窓からはヒマラヤが眺められるという素晴らしい環境なのに、200円です!!スピードが早いWiFiがあれば、いつまでも滞在したいです。

Free Wifi が充実

どこのロッジもだいたいFreeWifiがありました。速度はかなり遅いですが。

日本より進んでいます。

国際交流ができる

トレッキング街道にあるロッジは、全て個室ですが、寒いので寝るとき以外はダイニングの暖房にみんな集まります。

なので、自然と他のトレッキング客とおしゃべりでき、交流できることが思いがけず楽しかったです。

ただの旅行だったら、あまりこういうことってないですよね。

しかも、英語がほとんど喋れないのですが、向こうから暇つぶしに話しかけてくれるので、シャイな私でも交流できてしまうことに居心地のよさを感じてしまいました。

服装

日本の秋の北アルプスを歩く程度の服装で歩きました。

  • 登山靴(3シーズン用ゴアテックス)
  • ゴアテックス雨具上下
  • 長袖シャツ(ユニクロヒートテック)
  • タイツ(モンベル厚手・薄手)
  • 山スカート
  • ダウン(ウルトラライト上下)
  • 靴下(厚手・薄手)

雪が降る日もあり、けっこう寒かったです。日本の冬山装備まではいらないですが、寒がりな方は防寒対策をしっかりとされた方が安心です。

山スカートで歩いたくらいなので、道中に危険箇所はありませんでした。

山行日記

  1. 山行日記1(DAY1–DAY4)
  2. 山行日記2(DAY5–DAY7)
  3. 山行日記3(DAY8–DAY12)