【生理中の登山】体を動かした方が生理痛は軽くなる

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登山 生理痛

生理の期間は、登山に行くことを躊躇してしまうかと思いますが、私は、気にせずに行きます。

登山を始めたての頃は、生理中は家でゆっくりしていた方がいいのかなと思っていたのですが、どうしても毎週末行きたくてじっとしていられなかったので、行ってしまいました。

そして、生理痛は体を動かしたら無くなるということに気づきました。

登山中に激痛に見舞われたら、と心配になると思うので、これまで10年以上の登山で体験した、生理時の現象をシェアいたします。

個人差があると思うので、一例として参考にしていただけると幸いです。

体を動かした方が生理痛は軽くなる

生理痛で学校や会社を休む、会社によっては生理休暇があるほどなので、私は生理痛の時はじっと寝ているか、ゆっくり過ごしているのがいいのだと思っていました。

でも、登山に目覚めてしまったら、どうしても毎週末山へ行きたくて、生理の時も家でじっとしているなんて耐えられませんでした。

晴れてる週末なんて、もう、歯ぎしりしちゃいます。

そこで、生理になりそうな日でも、痛み止めを持参して登山しに行ってしまったのですが、

そして、登山中に見事に生理が始まったのですが、薬は全く飲んでいないのに、無痛だったんです!

痛みが軽減されるのではなく、無痛です!

いつ痛みが来るのだろうか、、と、登山しながらとてもドキドキしていたのですが、全くの無痛で拍子抜け。

 

この時は、もしかすると心が楽しんでいると痛みがないのか!なんて思ったりしていました。

大好きな山にいたのだから、きっと、心と体は一体だから、楽しんでいれば痛みはないんだ!なんて。

 

でも、同じ山にいるのでも、キャンプ地でゆっくりしていると、痛くなります。

そして翌朝、また歩き始めると、痛みは無くなります。

 

こんな経験を、何度か繰り返しました。

 

それでやっと、体を動かしていると、生理痛は和らぐ(私は無痛になります)と気づきました!

 

登山ではなくても、生理痛を感じている時にジムへ行き、軽い有酸素運動を始めると、やはり生理痛が和らぎ、そのうち無痛になっていきます。

なので私は、生理痛を感じたら、薬を飲んでじっと耐えるのではなく、薬は飲まずに軽く体を動かすようにしています。

ただし、生理中の登山は、なるべく普段よりも短いコースを選ぶようにはしています。

運動すると生理痛が軽減する理由

痛みを感じたら、じっと休む というのが鉄則なのに、

生理痛の場合は逆で、積極的に体を動かした方がいいなんて驚きですよね。

私はとってもびっくりしました。

なぜ、運動した方が痛みが少ないのか調べてみると、

運動する→血行が良くなる→子宮の筋肉の硬化が和らぐ→痛みが和らぐ

からだそうです。

>>参考:エリエール 生理中に運動をしても大丈夫?

生理中の沢登り

私は生理中でも沢登りに行きましたが、さすがに水量が多いところは避けました。

沢水はとても冷たく、体が一気に冷えてしまうので、運動しているとはいえ血行不良になる率高すぎです。

膝下くらいまで水に浸かる程度の沢登りでは、特に問題ありませんでした。

時々、クライミング力のない私は腰まで浸かってしまったこともありましたが、、、 痛みは大丈夫でした。

ナプキンが水分吸ってしまうので、すぐに交換しなければならないという面倒なことはありましたが。

高所での生理痛は?

標高4000mを超えるような海外トレッキン時ですが、標高が高いからといって特に異変はありませんでした。

じっとしていると痛く、歩いていると痛くない という状況でした。

ただ、1週間以上の長期になるので、ナプキンが嵩張り邪魔だなとは思いました。

また、トイレがない場所では、使用済みナプキンは持ち歩かなければならないので、いくら自分のとはいえ汚物をずっと持ち歩くのは気分は良くなかったです。

ピルで生理の調整をする方もいるようですが、私は薬の使用は怖いし、なるべく避けたい派なので、汚物を持ち歩くのを我慢する方を選びました。

トイレの問題

生理痛の心配は無くなっても、ナプキンを交換しなければならないので、トイレが少ないコースや、トイレがそもそもないコースへ行く時に悩みが出てきます。

私は、なるべくトイレが設置されているコースを選び、トイレの感覚が広い場合は、夜用のナプキンをして登山しています。

トイレが設置されていない場所は、私が行く場合は沢登りのみ。一般登山道は絶対にトイレが設置されているところしか行かないようにしています。(沢だと、ほぼ他の登山者に遭遇しないので。)

まとめ

「生理痛は体を動かすと柔らぐ」という方程式は、全ての女性に当てはまるわけではないと思いますが、

生理痛の時の対処法は、薬を飲んでじっと休む だけではないということをお伝えできたらなと思い、この記事を書きました。

少しでも参考になりましたら幸いです。