山岳映画おすすめ14選【邦画・洋画】登山歴10年の筆者が推薦!

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登山 山岳 映画 おすすめ

雨などで予定していた登山計画が中止になると、その休日はとっても暇に。そんなときは、山岳映画で登山へ行った気分に浸るのがおすすめ!

そこで、登山歴10年、日々、登山のことばかり考えている私が、面白かったおすすめの山岳映画をご紹介します。心から面白い!感動する!ためになる! と思ったものしか掲載していません!

まだ観ていない映画がありましたら、ぜひ鑑賞してみてください。登山が好きなあなたなら、きっと心に響くはず!

こちらで紹介している映画は、ほぼアマゾンプライムビデオで鑑賞できます。(月額にすると400円ほどで鑑賞し放題!)

植村直巳物語

日本が誇る大冒険家 植村直巳さんの自叙伝映画。

私は植村直巳さんをとても尊敬していて、人生のお手本にしたいと思っている方です。(生き方はとてもマネできませんが、大胆なのに謙虚な姿など)

この映画は10回くらい観ました。

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この映画を見る前に、植村直巳さんの著書はほとんど読んでいて、だいたいどんな方かわかっていたつもりでしたが、映像の力はやっぱりすごい。一気にひきこまれ、何度も観て、そのたびに涙が出ました。(私は涙が出やすいタイプです)

本を読んで感じていた植村さんへの印象は、とても謙虚で、でも大胆で、意思が強い方だということ。

未来を恐れて躊躇してしまうことがよく自分にはあるのですが、本当にやりたいと思うなら躊躇しないでガシガシ進んじゃいなよ と、背中を押してもらえます。

口先だけのアドバイスではなく、植村さん自身の生涯を通して教えてもらえる教訓ということがとても心に響きます。

気が小さいけど大胆で、図々しくて、でも、出会う人みんなから愛されている。

好きなことをとことん追いかけて、でもとても謙虚な姿勢が、出会う方たちみんなに愛された要因でしょうか。

映画の中で一番印象深かったのは、遠征資金集めのためにメディアに露出したことに対して批判された日の帰宅後のシーン

(組織登山に対して)

そういう登山は人間を歯車にしてしまうんだ

俺が感じたいのは
たった一つのこの体
たった一つのこの頭
生きる最小単位としての、俺自身なんだ

この映画でみたエベレスト登山は、まるで会社組織のようでした。みんなきっと同じお金を払って、それぞれの役割を担って登っているはずなのに、アタックできるメンバーは選ばれしメンバーのみ。

登頂3-4人に対して、50人くらいの登山家がいて、さらに多くのポーターがいる。多くの登山家は登頂者数名のアシストということになる。

アシストに徹して、登頂者を褒めたたえる素晴らしい精神をもっているのは日本人。もちろん、日本人でも反論する人もいる。

外国人はアシスト側になったら、ふざんけんなと、さっさとリタイアして下山していた。

このシーンはとても私にとっては印象的でした。嫌だと思うことや理不尽だと思うことに対して、我慢しなくてもいいんだ!世界の人たちは我慢していない!ということを。


原作となっている本は、植村さん自身の言葉で綴られていて、謙虚な人柄が溢れ出ています。

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山岳本としても、人生に迷子になってしまったときにも、とても心に響く本だと思います。

韓国の山岳映画「ヒマラヤ」

韓国の山岳映画「ヒマラヤ」。

とても中身の濃いそして、感動でき、心にグっと響く内容で、5回くらい観てしまいました。

私は韓国ドラマ・映画、これまで観たことがなく、この映画がはじめての韓国映画。

笑いあり、感動あり、そして素晴らしいヒマラヤの映像、一瞬も退屈する暇がなく、最後までひきこまれ、韓国映画のクオリティの高さにも驚きました。

ヒマラヤ登山なのでシビアなシーンが多いのですが、そんな中にもきっちりと笑いがあるのが特に好きです。

ヒマラヤ・アンナプルナ地域へトレッキングへ行ったときに、韓国人グループがとても多かったことを思い出しました。

各ロッジには、だいたい、辛ラーメンが売っていました。こんなに面白い映画があるし、韓国でもきっと登山は人気なのだろうなと思われます。

若者2人の、図々しいけど憎めない、やりたいことにまっしぐらな姿勢にも好感がもてます。上述の植村直巳さんの図々しさも好感がもてたのですが、この映画の若者2人の図々しさも、とても好感が持てます。

本当にやりたいなら、図太く、かっこつけて遠慮なんかしないで、図々しく行っちゃえ! と思わされます。

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エベレスト

この映画は、映画館で2回、DVDではもう何度見たかわからないほど観ました。

海外の映画ですが、日本人登山家も登場します。

エベレスト登山ってこんな風に行くんだ! とか、実際の登山中に見られる景色、色んな国の登山家が集まって行く国際隊の雰囲気などが観られます。

実話のため、暗いシーンも多く、登山の厳しさも伝わってきました。

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K2 初登頂の真実

「K2」といえば、世界最高峰エベレストよりも標高は低いけど難易度は高い山。

ここを登ったら、登山界ではおおー! と称賛のまなざしで見られる ということを、登山をはじめたての頃に先輩に教えてもらったことを思い出します。当時、自分が登れない山には全く興味がなかったので、先輩の助言もほぼほぼ聞き流していましたがw

あれから10年たち、海外へも少しづつ行くようになってきたので、こちらの映画にも興味がわき、観てみました。

2012年イタリア製作の映画ですが、舞台設定は1952年の第二次世界大戦直後。

国をあげての一大プロジェクトであり、このころは個人で自由に行くことができなかったんだなと、時代を感じます。

上述した植村直巳物語と同じように、山岳チームは人間のドロドロとした心が渦めいていて、まるで会社みたい。そして、登頂できる権利を与えられるのは、たったの二人!

その二人を登頂させるために、現地シェルパを含めると数百人が数か月かけているという、なんだか信じられない世界。

訓練では、低酸素室が使用されていて、標高8000mまで実現していたことがまた驚きでした。こんなに前から、人工的に低酸素室を作ることができていたんだと。

私は、この映画を最初から最後まで熱中して観ました。ぜひぜひおすすめな映画です!

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生きてこそ(Alive)

夜ご飯を食べながら見はじめたのですが、ご飯は半分ほどで喉が通らなくなりました・・・。こちらの映画は、食事中ではない時に観るのをおすすめします。

映画版の予告動画がyoutubeになかったので、ドキュメンタリー版の予告を貼りました↓

アンデス山脈上空で飛行機が墜落し、その後の話です。1970年代に起きたノンフィクション映画。

登山の映画ではありませんが、山岳地帯を舞台とした壮絶な内容に、飛行機事故の恐ろしさはもちろん、山の怖さを改めて思い知らされ、身の引き締まる思いがしました。

墜落中のリアルな場面からはじまります。飛行機に乗るのがとても怖くなります。

極限状態となったときの人間の心理状態、極限状態で一緒に生き延びた者たちの仲間意識。人肉を食べて生き延びるという選択肢。

地図や、十分な装備がない中、チリを目指していくつもの山を越えていくという冒険をはるかに超えた生死紙一重の旅。

最初から最後まで、呼吸忘れそうになるくらい引き込まれました。そして、登山の装備や心構えを振り返るよい機会となりました。


監督:フランク・マーシャル

小栗旬主役の邦画! 漫画「岳」の映画版です。

私はこの映画を、映画館で2回、DVDではやはり何度見たかわからないほど観て、必ず涙流してました。(涙が出やすいタイプなので)

山好きの人たちの間では、この映画は理想を追っただけのドラマだ! など言われていますが、私は、多少理想が入っていたとしてもこの映画は大好き。

つねに笑顔いっぱいな主人公さんぽの姿を見ていると、小さなことで悩んでいるのがばからしくなります。

映像がまた綺麗なので、山へ行った気分にも十分浸れるので、BGMとして流しているのもおすすめです。

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春を背負って

松山ケンイチと蒼井優演じる役が、あまりにも純真素朴で、ほっこり気分になれる映画です。

山荘を守り抜く厳しさ、厳しいのになぜ守っていたのか、

この場所が一番好きなんだよね

という一言にジーンときました。

私も、心から好きな場所で暮らしたい! まだそんな場所を見つけられていないから、沢山旅して見つけなきゃ死ねない!と思わされた映画です。

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ビヨンド・ザ・エッジ 歴史を変えたエベレスト初登頂

エベレスト初登頂の話。

当時の装備でよく登頂できたなあと、ただただ驚くばかり。

クレバスを梯子で渡るのは、昔から続いている方法なんだなとか、この当時は梯子を四つん這いで渡っていたのも興味深い。

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MERU メルー

インド北部ヒマラヤ山脈 メルー峰(6,250m)へ再チャレンジする話。

ヒマラヤの中では、標高はそこまで高くありませんが、 ずっとほぼ垂直な壁を10日間以上かけて登っていくので、高所恐怖症な私はずっとドキドキしながら見ていました。

高所恐怖症なので、こういう登山をしてみたくはならなかったですが^^;

ヒマラヤ行きたいなー!と思わされる美しい映像が次々と映し出されるのが魅力です。

また、トレーニング姿も映し出されるので、トレーニングへの意欲も湧きました。

なので、なかなかトレーニングが続かない方には意欲復活するおすすめの作品です。

もちろん、山の雰囲気を楽しみたい時にもイチオシです!

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バーティカル・リミット

ヒマラヤK2の標高8000m付近で繰り広げられる救助の話。

最初から最後までハラハラしっぱなしで見ていて、ちょうど夜ご飯の時間帯に見ていたのですが、ハラハラしすぎて食欲は一切わきませんでした。見終わったあと、20時くらいだったのですが、全然お腹空いてませんでした。

高所でのヘリの運転の大変さ、もちろん、救助も命がけ、なんとなく聞いてはいたけど実際に映像で見ると、こんなに大変なのか!!と実感が湧きまくりました。

また、高所で水分不足になると肺水腫となり、それを和らげるために抗炎症剤を打つということを初めて知りました。高山病の症状として肺水腫という言葉はよく聞いていたのですが、実際どのような症状になるのかよくわかっていなかったので、こちらの映像で見て、ゼエゼエ咳き込み続ける症状が出てくることを知りました。

以前、エベレスト街道を歩いていて高山病&熱&咳が止まらなくて眠れないのが一週間以上ということがあったのですが、あの時の咳と一緒だー!と映画見ながら我が身の心配をしてしまいました^^;

救助に携わった人の中で一人だけ女性がいるのですが、すごく逞しくてカッコイイです!

また、ヒマラヤの広大な景色の映像ももちろん見応えあります!(救助が凄まじすぎて、景色綺麗なことを忘れるほどですが・・・)

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運命を分けたザイル

実話を元にした映画。ものすごい生命力に脱帽。これは本当に実話なのかと疑いたくなってしまうほどの生命力です。

ここまで生きるということに対して、人間は執念を燃やせるのかと、驚きの内容でした。

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クリフ・ハンガー

山岳レスキューとサスペンスがミックスされた映画。シルヴェスター・スタローン主演。

ハラハラドキドキしっぱなしな中、主人公のクライミング力に目を奪われました。

こんなシーンに私が出くわすはずなんてないのに、映画鑑賞のあとは握力強化のトレーニングに励んでしまいました^^;

アマゾンプライムリンクはこちら

世界の名峰 グレートサミッツ シリーズ

実際に取材班が登りながら撮影されたものなので、これから自分が行く時のためのガイドブック的な存在。

南米アコンカグア 白い嵐の頂きに挑む

アルゼンチンのアンデス山脈にある南米最高峰アコンカグア、標高6960m。

この山は、登山許可証8万〜10万円ほどしますが、ガイド・ポーターの義務がなく、単独登山がOKな6000m峰でセブンサミットのうちの一つ。

ロープが必要なテクニカルな箇所は無く、高度順応と体力勝負の山。そして、個人で登れば、日本からの航空券合わせても総費用50万円ほどで登れるので、技術面・費用面、総合して、体力トレーニングをきちんと行えば、私でも登れるのでは!と、ひそかにいつか行こうと思っている山です。

ただ、テクニカルな箇所はないとは言われていますが、頂上手前の大トラバースや、頂上直下のグランカナレータと呼ばれている脆い岩の急斜面とか心配になります。

そして、一人でテント張って危険じゃないのかというのも気になっていました。

こちらの映像では、登山口から登頂までしっかりと映像に納められていて、スタッフの方たちの苦しそうな姿も映し出されていて、とても参考になるとともに、臨場感があり、一緒に登っているかのように楽しめました。

マッキンリー 極北の偉大なる山

アメリカ・アラスカ州にある北米最高峰マッキンリー、標高は6190m。この山もセブンサミットの一つ。

この山は、いつか自分が行こうなどとは全く思っていませんでしたが、こちらの映像を見たら、行ってみたくなりました。

ただし、ヒマラヤ登山であればシェルパが荷物を運んでくれますが、ここは荷物を運んでもらえるサービスがないため、全てを自分で運ばなければならないという現実を目の当たりにして、、やっぱ私は無理かあなんてあっさり思ってみたり^^;

雪上なので、途中までは橇で運べるので、少しは楽そうですが。

あと、下りの時に橇で一気に下りているのは楽しそうです。

この山は、もの凄いテクニックが必要という感じはしませんでしたが、もの凄い体力・忍耐力と、雪崩やクレバスなど、豊富な雪山の知識と経験が必要だなと思いました。

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河野千鶴子さんの本によると、メンバー6人・ガイド2人で、一人あたりの総費用140万円と書いてあったので、費用的には全く手が出ないというわけでもないので、いつかの候補に。

河野千鶴子さんとは、セブンサミット全て自費で登った主婦であり看護師だった登山家の方です。

セブンサミットに行った時の費用や時期など、こちらの本に記載されています。

まとめ

天気の悪い休日など、登山の予定が急にキャンセルになってしまって時間を持て余してしまったときなど、ぜひおススメな映画です。

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