登山では、非日常な絶景が見られるので、目にした風景を綺麗に写真に撮って残しておきたいですよね。
私は、10年以上登山をしてきた中で、一眼レフ、コンパクトカメラ、アウトドア用防水コンパクトカメラ、色々使ってきましたが、最近はiPhoneとGoProだけになりました。
私はカメラ操作にはとても疎く、一眼レフは持っていたのですが、
頑張って一眼レフで撮ったものと、コンパクトカメラで撮ったもの、ほとんど変わらなかったんですよね(笑)
そしてさらに、iPhoneで撮ったものともさほど変わらなかったというか、iPhoneで撮ったものの方が自動補正されているのか綺麗だったことがしばしば(笑)
そこで、私のようなカメラに詳しくない、カメラ操作の勉強をする気があまりないけど、できるだけ綺麗に登山の写真を撮りたい、そして荷物は軽くしたい という方向けに、
私が使っているカメラ、iPhoneとGoProについて、一眼レフで撮影した画像との比較と共にご紹介いたします。
素人でも一眼レフで綺麗に撮影できる時間帯
綺麗に撮影したかったら、もちろん一眼レフですが、その操作方法を習得していなければ、ただ重たい機械を無駄に持ち歩くだけになります。
私が一眼レフを購入したのは2008年、まだスマートフォンは持っていないガラケー時代。
一眼レフを購入してウキウキしていましたが、操作方法の勉強は一切しませんでしたw 勉強がどうも苦手、特に機械のマニュアルを読むのが苦手で、1ぺージ目で眠たくなります・・・
そのため、オート撮影しかしていなく、コンパクトカメラでの撮影とほとんど変わらないクオリティでした。
ただ、オート撮影でも、早朝や夕方の時間帯の撮影は一眼レフ最強!と思いました。
自然の光が少なくなってきた時は、レンズは大きい方が光をたくさん取りこめて綺麗に撮影できるということでしょうか。
このような光が綺麗な写真は、コンパクトカメラでは撮れたことがありません。
コンパクトカメラとiPhoneカメラ
コンパクトカメラは、4台使用しました。普通のコンパクトカメラ2台、アウトドア用の防水カメラが2台。
1台目に購入したコンパクトカメラと防水カメラは、全然綺麗に撮れませんでした。
シャッタースピードがかなり遅く、電源起動もかなり遅く、撮りたい瞬間を常に逃し、動いている被写体はブレブレ。
アウトドア用で寒さにも強いという宣伝文句だったのに、スキー場ではバッテリーが全然持たない。2〜3枚撮影したらバッテリー0でした。
登山中の撮影なので、被写体は動いていることがほとんど。ブレブレのぼやけた写真が大量生産されてとてもがっかりしました。
以来、メーカーの宣伝は信じなくなりましたw
その後、機械音痴な私には珍しく、どうしても綺麗な山岳写真を残したい!という思いで調べまくり購入したのが、カシオのコンパクトカメラ。シャッタースピードが早く、冬山でもバッテリーのもちが良く、普通に綺麗に撮影できて満足していました。
そして時が流れ、iPhoneを手にすることになり、コンパクトカメラでの撮影と同時に、SNSでの発信用にもiPhoneカメラで撮影していましたが、そのクオリティに差がないことに愕然としました。
iPhoneで撮影した写真
ただ、起動の速さ、シャッタースピードという点では、カシオのコンパクトカメラの方がかなり優れていて、登山中の人物撮影の場合はカシオコンデジの圧勝です。
iPhoneカメラは、動いている被写体撮影はブレます。
iPhoneとGoPro
山岳会を退会した後の数年は、たまに行く登山は一人のことがほとんどで、人物を撮影することはなくなりました。
そのため、シャッタースピードを必要とすることがなく、次第にコンパクトカメラも持ち歩かなくなり、カメラはiPhoneだけになりました。
ヒマラヤのトレッキングに行った時も、ずっとiPhoneだけで撮影していました。
が、あるとき、目にした風景は広大なのに、撮影した写真は全然広大じゃないということに不満を覚えるようになり、やっと、広角レンズという存在を知ります。
広角レンズと普通のレンズで撮影した時の差がこちらです。同じ立ち位置から撮影しています。
まずはiPhoneで撮影した写真↓
こちらが、広角レンズGoProで撮影した写真↓
どうでしょうか!全然違いますね!
登山で見る風景は大パノラマですので、カメラは広角レンズが最適!
そこで最初は、iPhoneに取り付ける小型広角レンズを検討したのですが、数万円もするものだったので全く惹かれず・・・
コンパクトカメラの場合は、やはり広角レンズを別購入となり、数万円が吹っ飛ぶので却下・・・
そして、GoProに辿り着きました。
GoProは登山用カメラに最適!
手のひらにすっぽり収まるほどコンパクトで、重さは約120グラムと、iPhoneよりも軽いGoPro。
この小さなカメラで、広角写真を撮影できるなんて凄い!
そして、防水機能があるので、アウトドア・登山で使用するには安心!沢登りにも!
さらに、4Kでの美しい動画も撮影できてしまう!
体やバックパックに装着して撮影できるウェアラブルカメラということもかなりのポイント!
もちろん、操作で難しいことはなく、ほぼ感覚的に使えます。
電源の立ち上がりには2秒ほどかかり、シャッタースピードもそこまで高速ではないので、動いている被写体の撮影にはあまり向いてませんが、
そういう場合は動画で撮影しておき、動画から静止画を切り出せはいいだけなので、特に気にすることはありません!(ただし4K撮影しないと綺麗な画像は切り出せないので、4K動画を編集できる高スペックマシンが必要ですが・・・)
バッテリーの耐寒性はiPhoneよりも優れていて、純正バッテリーであれば氷点下の雪山での動画撮影は約30分でした。
手袋したまま操作できるので、耐寒性も十分ありますし、冬山でも利用できるのがまた嬉しいですね!
動画撮影はせず、静止画撮影のみの場合は、撮影時以外はポケットに忍ばせておけば、かなりバッテリーはもちます。
GoProで撮影↓
GoProが登山用カメラに最適な理由
- コンパクトで軽い
- 広角レンズ
- 防水
- 氷点下でも使えるバッテリー
- ウェアラブルで動画撮影
- 操作が簡単
- 手袋したまま操作できる
夏山から沢登り、冬山登山、山スキーまで、これ一台で一年中フル活用可能です!
滑走中の山スキー動画、全身ずぶ濡れになりながらの沢登り風景、氷点下極寒での登山写真、広大な大自然写真、
コンパクトで軽量なGoProは、ぜーんぶ撮影可能!
カメラ音痴はGoProがおすすめ!
一番綺麗に撮影できるのは一眼レフですが、操作方法を覚えるのはとても難しいので、
私のように、カメラのことを深く勉強する気はないけど、山での風景を広大なまま撮影したい、そしてカメラは軽いのがいい という場合は、GoProがとってもおすすめです。
雪山で使用する場合はバッテリーは純正品を!
SDカードは64GBのこちらがおすすめ