GoPro Hero7 blackには、動画撮影モードが沢山あり、一体どのモードで撮影したらいいのか困りました。
そこで、ネットで調べつつ、先日の登山でいくつかのモードで撮影してみました。
GoProは、4Kで撮影できるという売り文句がありますが、4Kで撮影してしまうと、それなりのスペックのPCでないと編集どころか再生すらままなりません・・・
でも、4Kで撮影しておくと、動画から静止画を切り出した時に、とても綺麗な状態できりだせるメリットもあり、低スペックのPCしかないから4K撮影はしないというのも、もったいないとも思いました。
と、本記事では、私が実際に撮影・編集をして思ったことと、次の登山ではどんな設定で撮影しようと思っているかをご紹介したいと思います。
GoPro Hero7 Blackにある撮影モード
GoPro Hero7 Blackにある撮影モードには、大きくわけて、動画モードと静止画モードの2種類あります。
そして、動画モードはさらに、タイムプラスとムービーと2種類に分かれています。
タイムプラスは、早送りモードで撮影できるモード、
ムービーは、普通に動画が撮影できるモードです。
そして、ムービの撮影モードは、8種類!(広角かどうかを入れるとさらに増えます・・・)
まずは、画面比率で4:3と16:9の2種類に分かれていて、その比率の中に4種類の解像度が用意されています。
画面比率4:3 | 画面比率16:9 |
4K | 4K |
2.7K | 2.7K |
1440 | 1080 |
960 | 720 |
画面比率は、youtubeへアップすることを考えても、16:9のワイド1択ではないでしょうか。
私は先日の海外登山ではこの比率のことを知らずに、デフォルト設定のまま4:3で撮影してしまい、youtubeのサイズとは異なっていて、少し残念な感じに仕上がってしまいました。(左右が黒くなっています)
次に、16:9のワイドを選択した後、どの解像度を選べば良いのかということで悩みますが、私は、1080が最適だと思いました。
それぞれの撮影モードのメリット・デメリットをあげていきます。
4K
デメリット
4Kで撮影すると、あっという間にメモリカードを消費してしまいます。30分ほど撮影すると、メモリカードは20GBくらい一気に消費されていました。
そして、自宅のPCで再生すると、ガタガタです・・・編集しようとしてもガタガタなので、せっかく4Kで撮影したものを、わざわざ低解像度へ変換してから編集しました。
4Kの編集・再生には、かなりの高スペックPCが必要だということがわかりました。ちなみに私は、MacBookPro15インチ、メモリ16GBのPCを使用しています。4K編集には、メモリ32GBくらい必要なのではないでしょうか。
メリット
動画撮影はがっかりしましたが、メリットが一つありました!
4Kで撮影した動画から切り出しした静止画は、写真撮影モードと同じ解像度で切り出しできるので、とっても綺麗です!
大きさは、3840 × 2160ピクセルです!
こちらが、4K動画から切り出しした静止画↓ 右クリックで画像アドレスをコピーし、別のウインドウで開いてみてください。とても綺麗ではないでしょうか!
なので、絶対に録り逃したくない場面だけで、4K動画モードで撮影しておくのがベスト!と思いました。
とりあえずずっとカメラを回しておけば、その瞬間を取り逃がすということがないので安心!
1080
デメリット
4Kと比べると、画質が落ちます。でも、現在では十分なクオリティだと思います。
メリット
そこそこの画質を保ちつつ、メモリの消費も穏やか。
そして、動画から切り出しした静止画も、そこそこ綺麗です。
大きさは、1920 × 1080ピクセルで切り出しできるので、ブログへのアップ目的であれば十分な大きさではないでしょうか。
こちらが、1080動画から切り出しした静止画↓ 右クリックで画像アドレスをコピーし、別のウインドウで開いてみてください。けっこう綺麗ではないでしょうか。
タイムプラス
こちらの撮影モードは、早送り状態で撮影できるモードです。
せっかく撮影した動画を誤って削除してしまったので、サンプルをご紹介できず残念ですが、
通常モードで撮影したものを編集ソフトで早送り状態にするよりも、タイムプラスで撮影しておいた方が、ブレが圧倒的に少なくて閲覧が快適でした!
なので、ながーい登山道の状況を記録として残しておきたい場合は、このタイムプラスモードで撮影しておくのがいいと思いました。早送り状態で保存されるので、メモリの消費も少ないです。
そして、解像度も選べますので、綺麗な写真を録り逃したくないポイントでは4K撮影しておき、それ以外のただの記録用の場合は、1080のモードで撮影しておけばOKかなと。
解像度まとめ
メリット | デメリット | |
4K | 切り出し静止画が綺麗 | メモリを大量消費 |
1080 | メモリ消費少なく画質そこそこ | 4Kと比べると画質低い |
タイムプラス | ブレが少ない | 特になし |
編集用PCのスペック
動画の編集に必要なPCスペックですが、メモリ16GBが最低ラインだと実感しました。
現在、MacBookPro15インチ、メモリ16GBを使用していて、4K動画はガタガタでしたが、1080で撮影した動画はストレスなく編集・書き出しができました。
以前は、メモリ8GBのWindowsを使用していたのですが、1080よりも低いモードで撮影した動画すら編集はできませんでした。
編集におすすめの無料ソフト
編集するためのソフトですが、最初はAdobePremiereの無料期間を利用して編集しましたが、有料プランとなるとかなり高額。
私は、動画のカットと接続、音量の調節、テロップを出す くらいができたらいいな と思っていたので、プロ用のAdobePremiereはオーバースペックでした。
そこで見つけたのが、無料のソフト「iMovie」。
このソフト、とっても簡単に編集できます!
動画のカット、接続、音量調整、動画速度の調整、テロップ追加が、直感的に操作できるようになっています。
早速、iMovieを使って編集した動画をアップしましたので、よかったら見てみてください。
6度目の南アルプス北岳登山です。(北岳は、何度も行きたくなるお気に入りのテント場!)
まとめ
今回の結果を元に、次の登山では、
- 記録として残しておきたい時 → 1080のタイムプラスモード
- 絶対にシャッターチャンスを逃したくない絶景ポイント → 4Kモードのタイムプラスで撮影しつつ、静止画も撮影
- どうしても動画で残しておきたい場面 → 1080の普通動画モードで撮影
というプランで行きたいなと思っています。
ガジェット音痴&説明書を読む気が全くおきない私ですが、登山の記録は綺麗に残しておきたくて、ちょっと頑張って格闘したGoPro撮影方法をご紹介しました。
ガジェット音痴なので、稚拙な説明、間違っている箇所、多々あるかと思います。
もっとより良い簡単な操作方法などありましたら、そっと教えていただけると幸いです。