登山を体験してみたいけど、登山靴・レインウェア・ザック を揃えなければいけない という時点でハードルが高くなってしまいます。
でも、ここ日和田山は、登山靴ではなくスニーカーでも行ける、簡単だけども山の静かさと楽しさを味わえる素晴らしい山です!! ぜひ、登山を体験してみたいけど、まだ登山靴などを買うかどうか迷っている方は、一度試しに登ってみてください!
混雑している高尾山よりも、はるかに静かに自然を感じることができるのでとってもおすすめです。
- 日和田山(標高305m・埼玉県)
- 最寄駅:西武池袋線 高麗駅
- 登山口までのアクセス:高麗駅から徒歩10分くらい
- コースタイム:往復1時間くらい
登山道はしっかり整備されているので、スニーカーで大丈夫!
往復1時間程度、ゆっくり歩いても2時間もあれば大丈夫なので、普段まったく運動していない人でも楽しめると思います。普段まったく運動しない60代の私の母も、ゆっくり歩いて楽しんでくれました。
コースタイムが短い&標高も低いので、確実に晴れ予報の日を選んで行けば、高価なレインウェアは無くてもいいかと思いますが、100円ショップにあるビニールのレインウェアは念のためあるとよいかと思います。
コースの途中には、男坂と女坂と選ぶことができ、男坂を選ぶと、大人アスレチックな岩場体験ができ、ただ歩くだけではない登山の楽しみを味わうこともできます。とても短いコースですが、この男坂に行くと、「めっちゃ楽しい!!」と、たいてい喜んでもらえました。
男坂と女坂の合流地点は、ここが頂上か と間違えそうなくらい、一気に視界が開けて解放感たっぷり。私は、頂上へ行かずにここをゴールにしてしまっても十分だと思っています。
とても見晴らしがいいので、ここで料理を作りながらおしゃべりしてのんびりするのもまた楽しいです。一人のときは、ここで夕焼けを眺めてからヘッドライトで下山することも。
ここから頂上へは15分くらい。
頂上からの見晴らしは、ここよりも少し劣ってしまうかも。広さも狭いです。なので、ゆっくりランチタイムをとりたい場合は、頂上ではなく、女坂と男坂の合流地点がおすすめです。
帰りは、登山口とは反対の、高指山へ向かう途中の分岐を降りると、ロッククライミングの練習場があり、ここを見学して帰るのも、新しい刺激があって面白いかもしれません。
ただし、日和田山頂上からここへの道はあまり整備されていないので(初心者目線で)、いったん下山したあとに見にいくほうが安全かと思います。