前回の東北鳥海山登山で、初めて森林限界を超える登山を体験し、その開放感にすっかり魅了された私は、またすぐに森林限界を越える登山に行きたくて行きたくて、山のことで頭がいっぱいに。
山の先輩に借りた登山雑誌を参考に、私1人でも行けそうな北アルプス白馬岳にテント泊でチャレンジしてきました。
初めてのアルプス単独テント泊登山と高山病も体験し、またすぐに次の山へ行く意欲でいっぱいです。
スケジュール
- 【8/9】7:00猿倉荘→8:30白馬尻小屋→14:30白馬岳頂上宿舎(テント泊)
- 【8/10】8:00白馬岳頂上宿舎→10:30三国境→15:00白馬大池山荘(テント泊)
- 【8/11】8:00白馬大池山荘→10:45栂池山荘ロープウェイ乗り場→11:30栂の湯
交通:登山バス利用
DAY1:猿倉荘 – 白馬岳頂上宿舎
有休を一日もらって、北アルプスのんびり縦走。ガイドブックでは1泊2日の行程を2泊3日にしたので、かなり余裕たっぷり。
登山口までは夜行登山バスを利用したので、車が運転できない私でも、ただ寝てるだけで到着しました。
白馬尻小屋から白馬岳までの大雪渓は、毎年恒例のようですが大渋滞。お祭り雰囲気いっぱい。10歩歩いたら強制休憩。
休憩大好きな私でもちょっと参りました。
この大雪渓は大体2時間くらい歩くと終了。
雪渓の終わりには、小さな滝があって水の補給ができます。ついでにアイゼンもここで綺麗に洗って乾かしてから出発。
お昼を食べながらボーっとしてたら、人より大きな石の落石が。。。だれもぶつからなかったけど、ぞっとしました。
次の日、この雪渓で落石による死亡事故があったそう。このルートは最初で最後かな。もう二度と歩きたくない。
雪渓が終わってしばらく歩くと高山植物が待ってました♪ここまでの道のり、水場が数箇所もありました!
渋滞してるので、のんびり写真とりながら頂上宿舎に到着。
ずーっと晴れてたのに、夕日のころにはガスが。一瞬ガスが薄れたので パチリ。
テント場に到着して、1人でテントを立てはじめていると、近くにいるおじさんがジーッとこちらを見ています。
テントを立てるのは初めてではありませんでしたが、不慣れなのでドキドキしながら立てていたので、こっちを見ないで欲しいなと思いながら・・・
なんとか1人でテントを設置できると、ジーッとこちらを見ていたおじさんが、「おおー!」と。やはり、初心者丸出しだったようです^^;
テントを立て終わり、少しテント内で横になっていたら、頭痛がしてきました。
あまりにも痛くて寝ていられなくなり、テントから出て周辺を散策。
テント場には、「高山病予防のために、到着してすぐには寝ないようにしましょう」という看板があるではないですか!
この時初めて、「高山病」ということを知り、私は今、高山病で頭が痛いのかと理解しました。そして、先ほど横になって休んだこともかなり後悔しました。
DAY2:白馬岳頂上宿舎 – 白馬大池
昨夜の頭痛はすっかりよくなり、無事に朝を迎えます。
本当は3時半には起きて朝日を見たかったのに。起きたらしっかり6時。私がテント場を出発するころには、ほとんどだれもいませんでした。今回は目覚まし時計ももってきたのに・・・
白馬山荘から白馬岳頂上宿舎(約30分)
ライチョウを沢山見ました。こんなに沢山会えるのは珍しいそう。
白馬大池に向かう縦走路。この開放感!
白馬岳頂上宿舎から白馬大池までは、ぜんぜん渋滞していなくて、ほどほどに人とすれ違うくらいでした。出発時間が遅かったのかもしれませんが。
高山植物がずーっと両脇を固めてくれていました。
本当は雪倉岳往復しようと思っていましたが、時間が厳しかったので、まっすぐ白馬大池に向かいます。
DAY3:白馬大池 – 栂の湯
はじめてこの日は星空を見ることができました。でも、カメラの設定がわからなくて写真はなし^^;
隣のテントの方は、ばっちり撮影してました。次こそは。
天の川は見えなかったかな。
3日間、少しガスがかったときもあったけど、おおむねずっと快晴。心に残るよい旅でした。
登山口まで直通で楽々!