長期登山に持っていって良かったアイテム【登山道具】

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先日のネパール・メラピーク登山は、山にいた期間約20日間。

そんな長期山行へ、持っていって良かったものと、持っていったけど結局使わなかったものをご紹介します。

これから長期山行を計画されているかたの参考となりましたら幸いです。

長期山行に持っていって良かったアイテム

100円ショップのペラペラなスリッパ

スリッパ

残雪が多く、トレッキングシューズはゴアテックス製のものを履いてはいたのですが、しょっちゅう靴下までぐっしょり濡れました。

そのため、夜や高度順応での停滞日はスリッパで過ごし、トレッキングシューズはストーブや日に当てて乾かしていました。

あとは、いつもの使用方法ですが、カトマンズのホテルでのシャワー時と、飛行機に乗っている間に使用しました。

このペラペラなスリッパ、普段は、お風呂掃除のとき、ベランダを歩くときに使用していまして、年中フル稼働している大切なアイテムです。

ちなみに、もっと値段の高いクロックスなどは、歩きやすいですが、嵩張るので荷物が多くなる山行には不向きで、100円ショップのこのペラペラスリッパが邪魔にならずに重宝すると思います。

モバイルソーラーパネル

suaoki ソーラーチャージャー

suaokiのモバイルソーラーパネル(350g)を持っていきましたが、これが無ければ電源を全く確保できなかったので、かなり重宝しました。

結局、後半で故障してしまい電源に困ってしまったのですが、故障したときは人に貸していましたので、このアイテムが貧弱な作りだったのか、使用が荒くて壊れてしまったのかは判断つきません。

私が使用している間は、壊れるような兆しは一切なく、充電は十分にできました。

故障してしまったのはUSB接続のところ↓

suaoki ソーラーパネル

毎日、iphone6sでGPSと読書、GoProで動画と静止画の撮影をしていましたが、こちらのソーラーパネルでの充電補給で全く十分足りました。

モバイルバッテリー

上記のソーラーパネルと合わせて、Ankerのモバイルバッテリーを使用しました。

10,000mAh(180g)を使用しましたが、十分でした。

ソーラーパネルが使えている間は、毎日このモバイルバッテリーを満タンにできていて、夜にiphoneとGoProへ充電しても半分も減りませんでした。

この他に、GoProのバッテリーは5個持っていきましたので、バッテリー関連は

  • ソーラーパネル 350g
  • モバイルバッテリー 180g
  • GoProバッテリー 25g×5個=125g

合計655gでした。

味の素

ロッジの食事で味が薄いor味付けがない(!?)時が多々あり、そのたびにこの魔法の粉をふりかけて食べていました。

現地の調味料やケチャップなどはあったのですが、私はどうしても現地の味付けが苦手なので、塩とこの味の素をよくふりかけて食べました。

日本では全然使用しませんが、トレッキング中はサブバックに常に常備していて、いつでもすぐに取り出せるようにしていました。

酵素ミドリムシ

酵素ミドリムシ

栄養補助サプリメントとして毎日飲みました。

体調を崩すことなく、そして、毎朝快便で、快適に過ごすことができました。

酵素ミドリムシの栄養素

  • アミノ酸 18種類
  • 不飽和脂肪酸 11種類
  • ビタミン 14種類
  • ミネラル 9種類
  • 85種類の植物から作られた酵素

こんなに栄養素が入っているのに、素材は天然で添加物が一切入っていないという、素晴らしいサプリ!

一袋30粒で1980円ですが、初回は半額の980円(送料込)なので、気軽に試せます。

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オロナイン軟膏とBBクリーム

うっかり日焼けしてしまった時に、このオロナインに救われました。

日焼け対策はしっかりしていたつもりが、快晴のサミット日当日、なんと、鼻の下だけ日焼け止めが塗れていなかったらしく、あとは唇には一切塗っていなかったため、サミット後から数日間の夜は、ヒリヒリと痛すぎて眠れないほどに。

オロナインは火傷にもいいと書いてあったので、毎晩これを塗っていました。塗れば痛みは和らぎ、なんとか眠ることができました。

それにしても、ヒマラヤの太陽パワーは凄い。太陽光で充電ができるという喜びでプラス、火傷するほどの日焼けでマイナス、合計ゼロというところでしょうか。

日本へ戻ってきたら、鼻の下だけ黒くなってしまい、男の人の髭跡のような状態になっています・・・

唇もドス黒く、そのままだと病気の人みたいなので、口紅でなんとかごまかしています。ごまかしきれているのかは不明ですが。

と、化粧でも隠し切れないので皮膚科へ行って相談したら、

「日焼け直後であれば対策できたけど、もうここまで落ち着いたら、あとは待つしかないね。」

とのことでした・・・・。それでも一応、ビタミンC剤とトラネキサム酸を一ヶ月分処方してくれたので、毎日飲んで早く女性に戻れるようにと願うばかりです。

 

ここまで酷くなった日焼けですが、鼻の下以外は、ドクターシーラボのBBクリームだけを塗っていて、ほとんど日焼けしていません。(下山直後に少し顔が火照っていたので、少しは焼けたと思います)

布で隠すこともしていませんでしたので、BBクリームの威力は凄い。通常の日焼け止めのように、塗りなおしは一切せず、朝に一度塗ったきりです。

長期山行に持っていけば良かったと思ったアイテム

サランラップ

うっかり日焼けしてしまったあとの保湿対策にあればよかったなあと思って、山の中で過ごしていました。

保湿パックがあればさらにいいですが、重さを考えると難しいので、せめてサランラップでパックしたかった。

保湿クリームはもちろん持っていたので、保湿クリームを塗ったあとにサランラップを被せてパックしておくと、保湿効果が何倍にもなるので。

日焼け直後にやっておけばかなり効果あっただろうなと後悔しています。

特に酷かった鼻の下と唇は、ワセリン&サランラップパックがきっと効果的だっただろうな と。次回は少量のワセリンとサランラップは必須装備としたい。

長期山行に持っていったけど使わなかったアイテム

スポーツドリンクの粉

高山病予防のために、毎日大量の水分をとらなければならず、ただの水だとそんなに飲めないと思ったので、沢山持っていったのですが、結局ほとんど使いませんでした。

かわりに、よくお茶を飲んでいたので、ティーバックが足りなかった。

行動中は、あまり水分をとっていなく、ロッジやテントで休憩しているときに沢山水分をとっていたのが原因です。

なぜ行動中にほとんど飲んでいなかったのか、、自分でもよくわからないのですが、心の奥でトイレを心配してしまったのかなあと思っています。

お茶漬けの素

現地の食事が食べられなかった時用に、現地の固いご飯だけをもらってお茶漬けにしようと大量に持っていったのですが、結局1袋も使わず・・・

高山病にならなかったので、食欲が落ちなかったのもありますが。ずっと、パスタ・ピザ・シリアル・パンケーキ等で大丈夫でした。

和食が恋しくなったときは、梅干しと味噌汁を飲んで耐えることができました。

まとめ

どんな山行スタイルで行くかによって、必要な道具は変わってきますが、参考になりましたら幸いです。

女性の方は、日焼けにはくれぐれもご注意を!