登山中のトイレは、女性登山者にとって悩ましいことが多い。
道中に山小屋や公衆トイレがあれば問題ないですが、もし無ければ、オープントイレになるのでドキドキしっぱなし。
先日メラピークへ登る時に、ハイキャンプ以降でのトイレ問題についてかなり悩みました。
極寒環境では、どうやってするんだろうか!!!
まわりに相談できる人がいなかったので、自分なりに数日間もかけて考え抜きました。毎日毎日トイレについて考えるなんて、人生初w
この方法が必要な方はほとんどいないと思いますが^^; かなり悩んだので、書き残しておくことにしました。
pee funnel
ハイキャンプ はとても寒い、ダブルブーツに極厚ダウンを着込むほどだから、夜にテントの外でトイレするのは苦行に違いない!
きっとトイレに行くのを極限まで我慢するのではないか、高山病予防でたくさん水分とるから、きっと夜中もトイレに行きたくなるはず、
と、心配になりすぎて、色んな人のブログを読み漁ると、だいたい男性はテントの中でペットボトルに出して済ませている人が多数(ソロ限定)。
私もテントの中で済ませたい!
スーパーのレジ袋に上手に出す達人もいるようですが、私はそんな自信がなかったので、一つ道具を購入しました。
こんな道具があるんだ!? と見つけた時は驚きとともに、ついに私の山熱もここまできてしまったか・・・と、なんともいえない気持ちでした。
1個80円送料無料なので気楽に注文してみましたが、中国から配送されたので届くまでに2週間近くかかり、出発までに間に合わないんじゃないかとドキドキしました。
もし購入される場合は、ご注意ください。
って、80円送料無料で中国から配送なんて、、どこで儲けているのでしょうか・・・
pee funnelの使用感
本番で失敗して登山中止になったら、悔やんでも悔やみきれないので、自宅でひっそり練習しました。
そして、男性のように立ちながら「小」ができて感動!
もし、寒すぎる外でする場合、これがあれば露出を少なくすることができていいと思いました。
お尻丸出ししないで「小」をするには、少し訓練が必要には感じましたが。
そして、テントの中で済ませたい場合、ペットボトルに収めることができそうです。
使用後に気づきましたが、このpee funnel自体も汚れているのでどうしたらいいのかと・・・
自宅のトイレでの練習では、すぐに洗うことができましたが、テントの中で使用する場合は汚いまま我慢かと^^;
介護用オムツ
以前、アイランドピークへ登りに行くという日本人グループに会った時は、介護用オムツを持参されていました。
確かに、ハーネスも着けていたら脱ぐのは大変だから、オムツはいいかも!
と、その時は思いましたが、冷えないのかなあ とか、重たく感じないのだろうか とか、あとはなんとなく嫌だなあ というので、この方法は使いませんでした。
彼らに聞いてみたところ、介護用オムツにする場合は、事前に練習が必要と言ってました。
一度も使ったことがないと、いざ尿意があっても、なかなか出せないそうです。
最近、こんなオムツがあることを知りました!これなら、保険としてはいていっても良さそうかなと思っています。
軽量ポンチョ
遮るものが全くないオープントイレの時用に、介護用オムツではなく、ポンチョを購入してみました。
ハーネス外す作業は避けられませんが、これがあれば恥ずかしくない!と。
ただ、軽量なのでペラッペラ。
きっと遮るものが無いところでは強風で使い物にならないだろうなと思いつつも持っていきました。
結局
結局、メラピークのハイキャンプには、トイレが設置されていたので、pee funnelは使いませんでした。
そして、ハイキャンプ以降では、一度も尿意がなかったので、ポンチョも使用せず。かなり水分とっていたのですが、それよりも自分の呼吸が荒すぎて、水分が抜けていったんだろうと思われます。
風はほとんど無かったので、もしもの時はポンチョは使えたのかなと思っています。
と、結局、山では使いませんでしたが、もし、極寒環境でのトイレ問題でお悩みの女性がいらっしゃいましたら、pee funnel、介護用オムツ、軽量ポンチョ、オススメです。 そして、他にもっといい方法があれば、そっと教えていただけると嬉しいです!
北海道での登山
北海道の山にはトイレがほとんどありません。
大は山でしてはいけないというのはどこでもですが、北海道では小もNG。
そこで、登山のアイテム携帯トイレが必須。
そして、北海道の山は見晴らしがいい絶景続きなので、身を隠すためのポンチョも必要。
私はまだ一度も使ったことはありませんが、北海道での登山では携帯トイレとポンチョを持ち歩いてます。