来年の長期海外トレッキングに向けて、断捨離しつつ、道具のアップデートも少ししています。
本日は、ずっとアップデートしようか迷っていたヘッドライトをついに購入しましたので、ご紹介したいと思います。
購入したヘッドライトは、ペツルのアクティックコア450ルーメンのものです。
ヘッドライトをアップデートしたかった理由
ヘッドライトはずっと乾電池式のものを使っていて、明るさはそんなに明るくないヘッドライト(ペツル TIKKA XP)を使っていました。
数日程度の山行であれば、このヘッドライトで特に不満を感じることはなかったのですが、数週間のトレッキングに行くと、使用する乾電池の量が増え、そして、途中で乾電池が切れたらどうしようという不安と、ゴミが沢山出てしまうという罪悪感に悩まされるようになりました。
また、頂上アタックの時は深夜23時出発とかあり、ヘッドライトの明るさが足りないと思ったのと、日が登るまで電池が持つかどうかという不安がありました。
電池の持ちは、新品の乾電池を入れてから6時間くらい持てばいい方という具合です。そして、乾電池の量が減ってくると光の量も減っていくのがもどかしく、かといって使い切らないうちに新品に取り替えていくとゴミの山になりもったいない・・・
ということで、今度の遠征に向けてこの不安を払拭すべく、USB充電ができて明るくて軽いヘッドライトへアップデートすることにしました。
ペツルのアクティックコア
私はガジェット系にはとても弱く、GoProを買うときも頭が痛くなったのですが、ヘッドライトを選んだときもかなり頭が痛くなりました。
世間にはもうそれはそれは沢山の商品があり、パッと眺めた感じ、アマゾンで販売されている1000円代ので十分じゃないか!と一瞬思ってしまったり。
選ぶのが大変なので、なかなか買い替えできなかったというのもあるかもしれません^^;
でも、予備の乾電池の重量と沢山のゴミのことを思うと、やっぱりここでアップデートしなければ! と頑張って調べました。
ポイント1 USB充電
今回アップデートしたかった最大の理由である、USB充電ができるかどうか。
この観点だけで探すと、1000円代からアマゾンで販売されています。評価もけっこう高いので、なかなか良さそうです。
一瞬、これ買おう!と思ったのですが、よくよく詳細をチェックしてみると、電池が2〜3時間くらいしか持たなかったり、重たかったりと、長期の登山には不向きだと思い諦めました。
ポイント2 明るさ
ヘッドライトの明るさの指標として、「ルーメン」という単位で比較されていることを今回初めて知りました。
私が使っていたペツルのTIKKA XPは何ルーメンかわからないのですが、ネットで検索してみる限りは100ルーメン前後なのかなあと思われます。この明るさだと、夜間登山に不安を感じたので、最低でも200ルーメン以上は欲しい。
そこで、いつの間にかほとんどの装備がモンベルとなっているモンベルファンの私は、モンベルのヘッドライトをチェックしてみました。
USB充電できるヘッドライトは2つあり、明るさは200ルーメンと330ルーメン。価格は4000円、6000円ほど。
バッテリーの持ちは、弱モードで72時間、200ルーメンでは15時間と、悪くない!価格もリーズナブルです。
ただ、200ルーメンあれば私には十分だとは思うのですが、もし200ルーメンで足りないと感じた時、上位モデルを買った時にバッテリーを使い回しできるのかどうかが不明だったのと、乾電池と併用できないのも不満で買うのを諦めました。予備バッテリーとしてバッテリーだけの購入ができないのに、乾電池も併用できないとなると、長期の登山ではちょっと不安。
ポイント3 バッテリーの使い回しと乾電池
調べ続けていくと、ペツルのUSB充電できるヘッドライトは、ペツルのヘッドライトであれば使い回しが可能ということが判明。
もし、他のスペックのヘッドライトに買い替えたくなった時、バッテリーなしで購入できるので経済的です。また、バッテリーだけで購入することもできるので経済的!
さらに、乾電池も使用可能なので、予備バッテリーとして乾電池を使えるのはかなりの安心感があります!
そして、ペツルといえば、クライミングギアとして信頼のあるメーカーで、私が過去に使用してきたクライミングギアのほとんどはペツルだったということもあり、信頼感・安心感があります。ペツルなら、トレッキング中に壊れることはないだろうという安心感。(壊れることはあると思いますが)
ポイント4 重量
10年ほど前、何ルーメンかはわかりませんが、夜間登山用にめちゃくちゃ明るいヘッドライトを持ってました。明るすぎて、キャンプ地では山の雰囲気を損ねると仲間から苦情があったほどの明るさでした(笑)
その明るいヘッドライトは明るいのはいいのですが、乾電池を沢山使用するためかなりの重量があり、それがネックでいつしか手放してしまいました。
ということで、明るくても重たいヘッドライトはパスしたい。100g以下が希望。
総合するとペツルが一番いい!
USB充電可能、明るい、軽い、照射可能時間が長い、バッテリーの交換性、総合してペツルのヘッドライトが一番という結論に至りました。
ペツルのUSB充電可能なヘッドライトは沢山の種類があるのですが、最初に買うヘッドライトとしてはアクティックコア450ルーメンが一番コスパがいいと思いました。重量は75g、軽いです!
照射時間は、低モードだと130時間、450ルーメンは2時間。2時間って少ない!!!でも、省エネモードだと130時間なので、上手に切り替えて使えば長持ちして安心。いざとなれば乾電池の予備が使えますし。
価格は7000円ほどと一見高く見えます。250ルーメンほどのヘッドライトであれば、3000円ほどです。
でも、この3000円ほどのヘッドライトにはバッテリーは付いていません。バッテリーは4,000円ほどしますので、結局合計7000円ほどに。
だったらより明るいアクティックコア450ルーメンを購入した方がお得!ということで、アクティックコアと購入しました。
古いヘッドライトとアクティックコアの性能比較
今まで使っていたペツルのTIKKA XPと、明るさの比較をしてみました。
左が今回購入したアクティックコア、右がこれまで使っていたTIKKA XP
確実に明るいです!深夜の山歩きもこれで安心感が増します!
ペツルヘッドライトのバッテリー
ペツルのヘッドライトのバッテリーはこのようになっています
ヘッドライトから外して、この裸の状態で充電可能です!
乾電池も使用可能です!
まとめ
ガジェット系に疎い私が、数日間、頭が痛い思いをして選んだヘッドライトについてご紹介しました。
世間には沢山の商品があふれていて、これよりももっといいものはあるだろうし、この先またすぐにアップデートされると思いますが、このレビューが少しでも参考になりましたら嬉しいです。