【南アルプス仙丈ヶ岳】初めてのアルプス登山・テント泊に最適!

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夏山登山 南アルプス 仙丈ヶ岳

南アルプス仙丈ヶ岳は標高3,000mを超える日本アルプスの中で、おそらく一番登りやすい山!

危険箇所はなく、登山口の標高がすでに標高2,000mほどあるため、初めてのアルプス登山としてチャレンジしやすい山だと思います。

登りやすい山ですが、景色はアルプスなので、雄大で非日常を味わえます。

私はこの仙丈ヶ岳が大好きで、春夏秋冬それぞれの季節に登り、無雪期は3回くらい登りました。

本記事では、仙丈ヶ岳の魅力やレベル感、アクセス方法などを、仙丈ヶ岳ファンの私がご紹介いたします。

仙丈ヶ岳の場所とルート図

仙丈ヶ岳 ルート図
地理院地図へ

仙丈ヶ岳登山口へのアクセス方法

登山口となる北沢峠までの車道は一般車両は入れないので、バスでのみのアクセスになり、山梨県側、長野県側、どちらからもアクセスできます。

山梨県側からアクセスする場合

JR甲府駅前、JR竜王駅前、芦安駐車場から乗車でき、北岳登山口となる広河原で乗り換え、北沢峠へ。

甲府駅から乗車した場合は、料金2,900円・乗車時間 約2時間半

詳細は山梨交通のサイトへ

このバス、3連休の初日の9:05甲府駅初のバスはかなり混雑してました。昨年2018年の夏に2度乗りましたが、どちらも乗車率200%!登山よりも、このバスが一番の核心だと思いました^^;

私はかなり早めに行ったので座れまましたが、テント泊の重たい荷物をずっと膝に乗せていて、重さで血流が悪くなり身動きもとれず、酸素も薄く、この後登山できる体力は残せるのだろうかと心配になるほどでした。

長野県伊那市側からアクセスする場合

仙流荘駐車場から北沢峠まで乗り継ぎなしのバス。

料金1,130円、乗車時間 約1時間

詳細は伊那市ホームページへ

おすすめのスケジュール

登山口となる北沢峠には、宿泊できる山小屋と、テント泊できるスペースがあります。

テント泊はこの北沢峠でしかできないのですが、バス停から歩いて10分ほどのところにテントを設営できるので、初めてのテント泊登山にはぴったり!

また、水は豊富に出ていますし、徒歩十分で到着するので荷物をはたくさん持ちこめるでしょうから、グループの場合は豪華な食材をたくさん持ち込む宴会泊も楽しいと思います。

逆に、一人で静かに過ごしたいのに、グループがうるさかったら嫌だなと思うかもしれませんが、私は一人で行った時も、特に気になったことはありませんでした。

もし、体力に自信があまりない場合は、1日目で少し登って山小屋に宿泊すると、1日あたりの歩行時間が4時間くらいづつになり、かなり楽になります。

ということで、私のおすすめはこちら

テント泊の場合

  • 1日目:北沢峠テント泊
  • 2日目:仙丈ヶ岳登山後、帰路へ

山小屋泊の場合

  • 1日目:馬の背ヒュッテ泊
  • 2日目:仙丈ヶ岳登山後、帰路へ

テント泊の場合は、ご来光を見るのはちょっと厳しいですが、山小屋泊であれば、初日で結構上まで登れるので、2日目に早起きしてご来光を眺めに行くことも可能です。

仙丈ヶ岳の往復コースタイムは約7時間なので、朝早くに北沢峠に到着できれば、日帰りもギリギリ可能。私はバスの時間までに戻る自信がないので、日帰りは一度もチャレンジしたことがありません。

テント場の様子

北沢峠 テント場

北沢峠のテント場は大人気!

早めに到着しないと、沢沿いで斜めになっている悪い条件の場所しか空いていなく、そして私は、悪い条件のところばかりにテントを張っていました。

いい場所を確保したい場合は、早め到着がおすすめ。

先ほども書きましたが、ここはバスから降りて10分ほど歩いたところにあるので、多少荷物が重たくても頑張れてしまいます!

水も豊富なので、早めに到着してのんびり豪華な食材でキャンプを楽しむにはもってこいな場所だと思います。

たまに、山岳用のテントじゃなく、オートキャンプ用の重たいテントのグループも見かけました。



山行日記

スケジュール(2010.8)

  • 1日目:藪沢小屋泊(歩行3時間)
  • 2日目:小屋→仙丈ヶ岳→小屋→北沢峠(歩行6時間)

この時は、ご来光が見たかったので、テント泊ではなく小屋泊にしました。

東京から電車で甲府まで行き、甲府からバスで北沢峠へ、お昼過ぎに到着。

北沢峠から樹林帯を登ります。緩い斜度の穏やかな登山道をゆっくりと。

南アルプス 仙丈ヶ岳 登山 

3時間ほど登ると素泊まり小屋の藪沢小屋へ到着。

てっきり管理人さんがいるものと思っていたら、誰もいなく、ちょっと怖かったですが友人と二人で宿泊しました。

(※馬の背ヒュッテへ行くと管理人さんがいるので安心です!私は節約したくてこちらの素泊まり小屋を選びました。)

藪沢小屋

女二人だったので、けっこうドキドキしていたのですが、しばらくすると、体育会系のとっても礼儀正しい大きなバックパックを背負った若い山男子が入ってきました。

入り口で大きな声を張り上げていてびっくり!

「失礼いたします!!私は〇〇大学の〇〇と申しまして・・・」 という大きな声での挨拶と共に中へ。

この方も、管理人さんがいると思ってここへやってきたらしく、管理人さんへプレゼントしようと缶詰など多めに持ってきていました。

この後、縦走を続けるので荷物はなるべく減らしたいとのことで、管理人さんへプレゼントしようとしていた美味しそうな缶詰やフルーツなどは、私たちにくれました♪

 

とにかく礼儀正しくて、山をひたすら愛する山男さんだったので、私たち女二人でいるよりはずっと安心!ホッとしてこの小屋で一夜を明かすことができました。

彼は一人で1階を使用し、私たちは2階を使用。

藪沢小屋

翌朝3時半頃、ヘッドライトを付けて小屋を出発。シュラフなど宿泊道具は全て小屋にデポしました。

藪沢小屋から大滝ノ頭までの道のりは、暗いとちょっと危ないので慎重に。

 

2時間ほど登ると小仙丈ヶ岳へ到着し、朝ごはんを食べながらご来光を待ちます。

南アルプス 仙丈ヶ岳 登山

夏山登山 南アルプス 仙丈ヶ岳

無事にご来光を眺めたあとは、仙丈ヶ岳へ。

どこまでも穏やかな登山道と、雄大な景色に、心が洗濯されていきます。

そして、ハラハラするような危険な所はないので、安心して歩けます。

南アルプス 仙丈ヶ岳 登山

南アルプス 仙丈ヶ岳 登山

日本で一番高いの富士山と、日本で2番目に高い北岳がセットで見えます。

富士山と北岳

登頂後は、ぐるっとまわって、デポしている荷物を取りにまた藪沢小屋へ。

小屋の中へ入ると、昨夜の青年がまだ小屋にいました。

彼は、朝目覚めたら私たちがいなかったので、とても心配していました。心配するとともに、幻でも見てしまったのかと自分の目を疑ったとか。

出発時間はあらかじめお知らせしておくべきだったと反省しました。

 

彼はこのあと仙丈ヶ岳を越えて縦走を続ける予定だったので、この小屋でお別れ。

 

藪沢小屋から2時間ほど歩いて、登山口北沢峠に無事到着。

北沢峠から広河原までのバスの本数は少ないので、時間には要注意です。

下山後の温泉

東京へ公共交通機関で戻る場合は、 バスで甲府まで行き、甲府からJRで2駅のところにある石和温泉がおすすめ!

駅からは歩いて10分くらいのところにあります。

北沢峠から甲府までの登山バスの途中に夜叉神のお風呂がありますが、ここでバスを降りてしまうと、お風呂から上がった後にはバスの乗車率が200%で乗れない可能性が高いです。

バスに乗れてない人たちをたくさん見ました。その後、臨時バスがあったのかはわかりません。

臨時バスがあればいいですが、せっかくお風呂で汗を流したのに、また乗車率200%のバスに乗ってしまったら汗だくになるので、私はこのバスでは絶対に途中下車しないことにしています。

石和温泉かんぽの宿

日帰り入浴520円(15時前は820円)

公式サイトはこちら

 さくらの湯

伊那市側へ戻る場合は、さくらの湯が便利でした。

日帰り入浴500円

さくらの湯公式サイトはこちら



積雪期の仙丈ヶ岳

積雪期 仙丈ヶ岳

仙丈ヶ岳は、年末年始とゴールデンウィーク、山小屋が営業しますので、積雪期でも比較的登りやすくなります。

ということで私は、年末年始の厳冬期と、ゴールデンウィークの残雪期にも仙丈ヶ岳に登りました。

(年末年始は、北沢峠まで半日歩く必要があり、GWは歌宿から2時間ほど車道を歩く必要があります)

天気がよければ、トレースがあります。

仙丈ヶ岳 年末年始 雪山登山

小仙丈ヶ岳から見える、富士山と北岳のセット風景は、積雪期の方が綺麗!

富士山と北岳

はじめてのアルプスには仙丈ヶ岳はピッタリ

低山を何度か登り、少し山歩きに慣れてきて、はじめてアルプス登山へチャレンジしてみたいな!と思ったら、仙丈ヶ岳がとってもおすすめです。

冬も登れるので、冬山登山を意識して夏に登っておくのもまたおすすめ!

私は、10年登山をしてきた中で、この仙丈ヶ岳はかなりお気に入り♪ また何度も登りに行きたいなと思っている山です。

 


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