【日帰り登山】スリルを楽しめるおすすめの山5選

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裏妙義山

かなりの高所恐怖症な私ですが、クライミング系が好きな仲間に誘われるがままに行ってしまったスリルが味わえる山ルートをご紹介したいと思います。

行ってみた結果、怖かったのは怖かったのですが、表妙義と八海山以外は、大人アスレチック感覚で楽しめました。

ちょっとしたスパイスみたいな感覚でしょうか。




乾徳山

乾徳山

乾徳山は、山梨県にあり標高2031mのとても見晴らしが良い山です。

公共交通機関で行く場合は、バスの時間に限りがあり、また往復8時間ほどかかってしまうので大変ですが、車で行く場合は、かなり上まで行けるので、往復5時間程度と一気に楽になります。

標高 2031m
住所 山梨県山梨市三富徳和
登山口 乾徳山登山口、または太平高原
公共交通機関 JR塩山駅からバスで30分
コースタイム 往復約8時間(太平高原からは約5時間)

歩き始めは、穏やかな普通の登山道。

乾徳山

途中から徐々に岩が多くなり、頂上へ近くにつれ鎖場の連続となっていきます。

乾徳山

見晴らしが良い所に、ちょと長めの鎖場ですが、スタンス・ホールドはしっかりしているので、高所恐怖症の私でも楽しいと感じる余裕があるくらいのところ。

この山は、標高が2000mほどあるので、冬季は難しいため、夏手前、まだアルプスに行くにはちょっと早いけど、アルプスっぽい開放感とちょっとしたスリルも味わいたいな と思った時にオススメの山です。

乾徳山

乾徳山



裏妙義

妙義山

群馬県にある奇妙な形をした山、妙義山。標高は1000mほどですが、鎖場の連続でかなりのスリルがあります!

表妙義と裏妙義があり、難易度は、表妙義>裏妙義 という感じです。私の場合は、裏妙義だとスリルあって楽しい! 表妙義は怖すぎて楽しめない というレベル感を感じました。

標高 1103m
住所 群馬県
コースタイム 約6時間

緊張の注意看板から始まります。
妙義山

それでは、スリルを感じる写真を並べていきます。

裏妙義

裏妙義

裏妙義

裏妙義

裏妙義山

このテッペン丁須の頭に登ることも可能となっています!? 私は登ってませんが・・・。

裏妙義は、全体的にちょっとしたスパイスが効いていて飽きることがなく、かといって怖すぎて萎縮してしまう!というほどではない、大人のアスレチックといった印象を受けました。

八海山

新潟県にある標高1778mの山。ここも、鎖場の連続で、スリルが好きな方にはピッタリな山だと思います。

私は、道を間違えてしまったので、危うく遭難しかけてしまい苦い思い出だけが残っております・・・^^;

標高 1778m
住所 新潟県南魚沼市山口
コースタイム 約7時間(ロープウェー利用)

ロープウェーを降り、まずは景色を楽しむ山歩き。

八海山

そして、緊張の注意看板からスタート。

八海山

八海山

この案内図をすっかり見落としていた私は、怖い思いをしたくないとうっかり迂回路へ進んでしまい、危うく遭難しかけてしまいました。 なんとか這いつくばって稜線に出ましたが、なぜ見落としてしまったのか。同行者もいたのですが二人とも気づいていませんでした。

這いつくばって稜線に出た後の景色写真を、以下並べます。

迂回路があまりにも怖かったため、普段だとこういった鎖場は怖くて怖くてしかたないのですが、鎖があって嬉しい!と、安心して歩いている自分にビックリでした。

八海山

八海山

八海山

八海山

八海山

八海山

八海山



表妙義

先に記載した裏妙義のお隣、表妙義のご紹介です。

裏妙義は私でも楽しいと感じるレベルでしたが、表妙義は、また行きたいかと聞かれたら、「NO」です。

と、私は怖くて怖くてたまらなかったのですが、けっこうな登山客で賑わっていましたので、クライミングが好き、スリルが好きな方には面白いコースなんだと思います。

ここは山岳会の先輩に連れていってもらったので、あまりにも怖いところはロープ出してもらいました。

私の登りが遅すぎたせいで、後ろから煽り発言があったのですが、

登り終えて追い抜かしてもらったら、

「あれ、女性だったんだ!?」 と、おじさんの怖い表情が一気に笑顔に変わった瞬間を忘れられません。

女で良かったー・・・・ 男だったら一体どんな嫌味を吐かれていたのだろうか・・・

というよりも、私の後ろ姿は男に見えるのか・・・というなんとも言えない複雑な気持ちも・・・

表妙義

写真がこれ一枚しか見当たらない・・・。探し出せたらここに追記していきます。

それにしても、こんなところが一般登山道とは驚きです!

甲斐駒ケ岳 黒戸尾根

南アルプスの甲斐駒ケ岳を、北側の黒戸尾根から登ると、途中から鎖場の連続となります。

私は日帰りではなく1泊2日で行きましたが、このコースは日本中の登山愛好家が日帰りタイムを競う場所となっています。(?)

日帰りも大変ですが、テント泊装備でこの鎖場を登るのは、なかなか自分の体を持ち上げられない場所もあり、何度踏ん張ったことか。ちょっとしたスリルと、上半身の筋力アップ、そしてアルプスの開放感を味わいたい場合に、ピッタリな場所だと思います。

標高 2967m
住所 長野県伊那市長谷黒河内
コースタイム 約14時間
登山口 尾白渓谷駐車場
公共交通機関でのアクセス JR小渕沢駅からタクシー
登山バスでのアクセス 毎日アルペン号

登山口は、このような綺麗な沢からスタート! 綺麗すぎてテンションかなり上がります!

甲斐駒ケ岳

しばらくは、ダラダラと緩い登山道を登り続けますが、途中から目の覚める鎖場へ突入。

甲斐駒ケ岳 黒戸尾根

甲斐駒ケ岳 黒戸尾根

ここ、自分を持ち上げられなくて、かなり踏ん張りました。

甲斐駒ケ岳 黒戸尾根

大人アスレチックを楽しんだあとは、アルプスの開放感が待っています!

甲斐駒ケ岳 黒戸尾根

普通のペースで楽しみたい場合は一泊二日でゆっくりと、体力トレーニングや自分を追い込みたい場合などは、日帰りで時間を競うのもいいと思います。