2週間前に赤岳キレットから赤岳を目指しましたが、天候不良で敗退。
どうしてもこのルートを歩いてみたくてしょうがなく、日々気になって気になってどうしようもなくなったので、今回は天気が絶対にいい！と確信して再チャレンジ！やっと執念を成仏できました。
このコースはとても空いていて快適です。スリルのあるルートですが、鎖やハシゴがしっかり設置されていますので、慎重に歩けば問題なく、ちょっとしたスパイスがあって楽しいルートだと思いました。
ルートとスケジュール
スケジュール
- 9月25日：天女山登山口 – 権現岳 – 赤岳キレット小屋（テント泊）
- 9月26日：赤岳キレット小屋 – 赤岳 – 真教寺尾根 – リフト山頂駅（美し森）
登山口までの交通：車（帰りは美し森からタクシーで天女山登山口へ戻る）
DAY1：天女山登山口 – 赤岳キレット小屋
歩き始めは樹林帯からのスタート。天気は快晴！今回こそは、このコースを歩ききる！という意欲満々です。
樹林帯を抜けると気持ちいい！
前回、このハシゴを降りた時は、もう2度とここを通過したくないと思ったのに、また来てしまいました^^;
それにしても、怖いです。ハシゴが冷たいので、軍手か手袋があると安心。腕力がない非力な女性は、途中で腕が疲れてくるかもしれません。
このハシゴを通過したあとは、ところどころ細い道もありますが、特に怖いと感じる箇所はなく、八ヶ岳の美しい景観が満喫できました。登山客はほとんどいないので、とっても静かです。
キレット小屋に到着。
奥にテント場があり、見晴らしは最高です！ブレてしまいましたが、富士山と麓の街の夜景が綺麗でした。
DAY2：赤岳キレット小屋 – 美し森
2日目も快晴！これなら絶対にこのコースを歩ききることができる！と、意欲満々でスタート。
この日は、危険箇所多数で緊張の連続でした。
写真右側のところが大天狗。一応、そこまで行けるように道がついてましたが、怖くて行けません。
危険を乗り越えて登頂したあとは、また危険がたくさんある真教寺尾根からの下山。
慎重に歩けば問題ないですが、私はあまりにも怖くて、かなり慎重に下山をしていたら、近くにいたおじさんが憐れに思って心配してくれました。
一通り恐怖を味わったら、八ヶ岳山麓の穏やかな風景を眺めながらホットします。あまりにも心が疲れ果てたので、リフトを使って下山しました。
スリル満点すぎて疲弊しましたが、どうしても歩きたかったこのコース。2度目のチャレンジで思いを果たすことができ、無事に執念を成仏しました。