山岳会の先輩方に、私にとって初めての雪稜登山に連れていってもらいました。
登りは斜度があり、細い尾根もあり、写真で振り返ると怖そうだなあと思うのですが、
実際に登ってみると、実際に怖かったのですが、怖さレベルは先輩がいる安心感もあり、足がすくんでしまうほどではなく、十分に景色を楽しむ余裕がありました。
そして、全く想定していなかった、大雪渓の下りの方が怖くて怖くてビビってしまい、とても大変でした・・・。
スケジュール
- 5月3日:猿倉~白馬尻BC
- 5月4日:白馬尻BC~杓子尾根~杓子岳~大雪渓~白馬尻BC~猿倉
DAY1:猿倉~白馬尻BC
猿倉からゆるい斜度を登って約1時間、白馬尻にテントを設営しベースに。
ここに荷物をデポしていくので、あまり重さを気にせず、みんな沢山ビールを持ち込みしてました。
他にもいくつかのグループのテントがありましたが、この場所は広いので、お互いに干渉することはなし。
DAY2:白馬尻BC~杓子尾根~杓子岳~大雪渓~白馬尻BC~猿倉
2日目、荷物は白馬尻にデポして杓子尾根から杓子岳を目指しました。
ここからはヘルメットを被り、ハーネスも付けて。本格的な山に登るんだなと、ワクワクします。
最初はだだっ広い雪原をじわじわと登ります。
そして、徐々に細い尾根になっていき、これが雪稜というものかー! とドキドキしながら登りました。
急斜面を登ったり、細い尾根を乗り越えたり、
いつも個人で登っていた雪山とは違う、スパイスのきいた登り道。常にドキドキしていて、飽きることがありません。
杓子岳頂上!
杓子岳から白馬方面
杓子岳山頂からは、白馬岳へは行かず、大雪渓を下山しました。
杓子岳までは、とても静かな山でしたが、大雪渓からは多くの登山客、ボードを背負った人たちがいます。
そして、この大雪渓の下山が杓子尾根の登りよりもずっと怖かった・・・
お尻で滑って下山してる人もいましたが、私はもう怖くて怖くてしょうがなかったので、へっぴり腰で少しづつ、かなりのスローペースで、全身冷や汗でなんとか下山。
一緒のメンバーは待ちくたびれてました・・・
この大雪渓、夏であれば、軽アイゼンとストックで下山するところですよね。
私は12本アイゼンでも怖かったので、夏はここを訪れることを控えておこうと思いました・・・