エベレスト街道 トクラからペリチェ方面
海外トレッキング、ネパール・ヒマラヤトレッキングといえば、2週間ほどの長期休暇と、50万円ほどのツアー参加費用が必要・・・
だから、定年退職後に行けたらいいなー くらいに思っていませんか?
私はずっとそのように思い込んでいました。
しかし、よく調べると、3日間ほどの短いトレッキングコースからあり、日本からの移動時間を含めると10日もあれば十分にヒマラヤの景色を楽しむトレッキングができることがわかりました。
そして、2017年ー2019年の間に5回もネパールへトレッキングへ出かけてしまいました!
そこで本記事では、短い日数でもネパールでトレッキングが楽しめるコースと、ヒマラヤトレッキングの魅力をご紹介したいと思います。
ネパールのトレッキングは短い日数でも楽しめる!
一番短い日数では、なんと、日帰りでヒマラヤを眺められるコースがあります!
ネパールのリゾート地ポカラをベースとして、タクシーで登山口まで行き日帰りでこちらの景色を眺めに行くことができます。
ここは、ダンプスというところです。
宿泊できるロッジもあるので、時間に余裕があれば1泊して夕焼け朝焼けを眺めるのがおすすめ!
ロッジは1泊500円ほどから、高級そうなリゾートまでありました。
トレッキング日数3日ほど確保できれば、こちらの景色を眺めに行くことができます。
やはり、ポカラを起点として行く、プーンヒル というところからの眺めになります。
詳細は、こちらの記事にまとめていますので、よかったらご覧ください。
ネパール ヒマラヤトレッキングの魅力
ネパール ヒマラヤトレッキングの魅力
- 初心者OK!
- 軽い装備でOK!
- 格安!
- 英語が通じる!
- 治安がいい!
初心者でも雄大な景色の中トレッキングを楽しめる!
ネパールヒマラヤのトレッキングルートは、日本アルプスと比較すると格段によく整備されていて、スニーカーで楽しむことができます。
でも、見られる景色は圧倒的に雄大!
普段、運動をしていない方でも、あまりにも圧倒的な景色に、吸い込まれるように前に前に進んでしまうでしょう!
登山をしたことがないんだけど・・・・という方でも大丈夫!
個人ガイドや、重たい荷物を持ってくれるポーターサービスが、ネパールはとても充実しています。
ガイドは3000円/1日から、ポーターは2000円/1日から、お願いすることができます。(チップ代は別)
そして、登山道具はすべてカクヤスでレンタルできちゃうのがまた初心者には嬉しい!全く登山道具を持っていなくでも大丈夫なんです!登山靴・レインウェア・ザック の最初の三種の神器がないと、日本ではトレッキングできませんが、ネパールでは、何も持っていなくてもいいんです!
また、カトマンズ・タメル地区には沢山の山道具屋があり、激安コピー品から格安の本物商品まで、お得に購入することもできます。
山小屋泊の軽い装備で長期間のトレッキングを楽しめる!
標高の低いところは、徒歩20分おきくらいに茶店があり、徒歩1時間おきくらいには、食堂兼宿泊所(ロッジ)があり、日本の山小屋泊登山の装備で何日ものトレッキングが可能です。
食堂兼宿泊所(ロッジ)は一泊200円程で、ベッド付きの個室です!(毛布が用意されていますがシュラフ持参がおすすめ)
英語が通じるので安心!
言葉の問題ですが、トレッキングルートは英語が通じます。小さな子供も流暢な英語を喋っていて、英語が話せない私は敗北感を感じました。
でも、カタコト英語で十分大丈夫!病院でお世話になったときは、お医者さんは翻訳アプリで会話してくれました。
英語が話せたら、世界中からきているトレッカーと、沢山コミュニケーションとれて楽しいだろうなと思いますが、とりあえず、かなりのカタコトでも全然トレッキング自体は楽しめます。
私は、
「Can I stay here tonight?」
「Where is the toilet?」
「How much?」
「I want eat something.」
この4パターンくらいしか堂々としゃべった記憶がありませんw
あとはジェスチャーとか絵をかいたりとか、わけわからない英語っぽい言葉を発していました。
どうしても英会話に不安がある場合は、オンライン英会話がおすすめです。
いろんなオンライン英会話スクールがありますが、おすすめはネイティブキャンプ。一週間好きな時間を選べるレッスンが受け放題という無料体験ができてしまう太っ腹なスクールです!
一週間みっちり体験してみたら、それだけで度胸がついたり、忘れていた中学英語程度でOKな日常会話を思い出せると思います。先生はみんな明るくてフレンドリーなので、初めてのレッスンはとても緊張しましたが、2回目以降は肩の力を抜いてレッスンを受けることができました。
治安がいい!
ネパールは、年間平均所得が10万円ほどの、経済面でみるとアジア最貧国。なのに、びっくりするほど治安がいいです。観光地では、夜でも、女性一人で歩いていて大丈夫でした。
一人で歩いていると、よく声をかけられるため、一人で行っても一人にしてもらえる時間は少ないです。なので、一人旅でも、寂しさを感じることはほとんどありません。
最初は私が女性一人で歩いているから声かけてくれるのかと思っていたのですが、ネパール人は、おしゃべりが大好きで、フレンドリーなんだなーと思いました。
トレッキングルート上や、ロッジのスタッフたちは、暇さえあれば、スマートフォンで誰かとしゃべっていたり、SNSを楽しんでいます。
現地の人に積極的にフレンドリーに話しかけられたら、要注意! というのが発展途上国を旅するうえでの鉄則ですが、ネパールでは騙される、法外にぼったくられる という心配はほとんどないようい思います。
トレッキングルート上で話しかけられる場合は、特に心配がなく、本当にただのおしゃべりでした。きょろきょろしていたら、親切に道を教えてくれます。下山時にヨロヨロしていたら、下山のコツをレクチャーしてくれたりします。
街では、積極的にセールスされますが、3000円といわれたのが、サービスを受けたあとの最終会計時に3500円になる程度。うっかりしていると、なんだかんだとうまく余計なオプションやら言い訳がつけられて金額が上がっていくので、集中力は切らさないようにご注意くださいw
カトマンズ タメル地区
治安は概ねいいと思いますが、無防備で行くと大変なことになりますので、最低限海外旅行に必要な防御対策はお忘れなく!
細かい治安について私自身が感じたことを別の記事で詳細を書いていますので、よかったらご覧ください。
山岳地域に住むシェルパ族は、日本人とそっくり!
トレッキングルート上に住んでいる山岳民族シェルパ族は、日本人と顔が似ていて、シャイな性格も似ていてホッとしてしまいます。
ネパールにはいろんな民族がいますが、シェルパ族は親切でだますことをしない、クライミングガイドは登山のプロで寡黙でカッコイイ という印象です。(注:人間なので、もちろん親切じゃない人もたまにいると思います。)
南部のインド系の方たちは、グイグイ迫ってきますが、サービス精神旺盛で楽しませてくれますし、インドと違って騙すということはされません。
最初はグイグイ迫られるのにびっくりしましたが、日本に戻ってきて、だれも自分に無関心で声かけてくれない、安全な日本の環境に寂しさを感じてしまいましたw
まとめ
ネパールヒマラヤトレッキングのススメ いかがでしたでしょうか。少しでも、ネパールの魅力を感じていただけたら嬉しいです。
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